予約更新ですイーヨー

知っておきたいドイツ文学/前野 光弘
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このシリーズでもっとも新しい、ドイツ文学。
いちおうこのブログでも「ドイツ文学」というテーマ自体は存在しているのですが・・・・
あんまり好きではない、ドイツ文学。そもそもドイツという国自体があんまり好きではなかったりするのですが。

例の如く、この本も
50作品取り上げられ、古典から現代文学まで網羅されています。

その中で読んだことがあるのは・・・・ゲーテの『ファウスト』、『若きウェルテルの悩み』、ヘルマン・ヘッセの『車輪の下』、カフカの『変身』、グリム兄弟の『白雪姫』の5作品のみでした!!!!!!!!!!!!!
えっ、なんてこと!!

これら5作品は全て中学校・高校のころに読んだ作品ばかり。
大学に入ってからは全然読んでないんだなぁ・・・・・としみじみ。
シュリンクの『朗読者』くらいじゃないかなぁ??(これは載っていませんでしたが)

私はどうやらヘッセの小説とは相性が合わないみたいなんですよねぇ。
あ、でも、『ヘッセの読書術』、『愛することができる人は幸せだ』は好き、感性は好きなんだけどなぁ。

一番好きなのは、何と言ってもゲーテでしょう!
ゲーテの格言集も好き。そういや、これも読んだの高校生の頃でした。

今度公開になる映画
ゲーテの恋~君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」
が気になっています。
試写会に応募したのだけれど、当たるかなぁ?
当たっても授業後ダッシュしなきゃいけないんだけど(´∀`)汗


読みたいな、と思ったのはごく僅かでした。


チリの地震---クライスト短篇集 (河出文庫)/H・V・クライスト
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クライストの短編。

短編ならすぐ読めるし、表題作だけ読んでみるのもいいかもしれない。

春のめざめ―子どもたちの悲劇/フランク ヴェデキント
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これって戯曲だったんですね。

内容にはあまり惹かれないんだけど
ミュージカル化されてトニー賞8部門を独占、ということが気になって。

知りませんでした・・・・!
 
ハンス・カロッサ全集 (3)/ハンス・カロッサ
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これに収録されている、『ドクター・ビュルガーの運命』が気になります。
主人公は結核の治療にかかわる医者で、治療法の問題だとか
患者と関係は持たないと父に言われていたのに、どんどんのめり込んでしまって自責の念に苦しむ・・・・あたりが好みだなぁと。

医術の今日的な問題性を先取りした作品だそうですよ。




香水―ある人殺しの物語 (文春文庫)/パトリック ジュースキント
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これは本書に載っていなかったけど、
メンバーさんが教えてくれました。

これってドイツ文学だったんですね!

映画は観たけど、原作は読んだことなかったからためいき



シラーとか、ブレヒトってまだ読んだことないんだけど
読んでおいたほうがいいよねぇ(´・ω・`)

ブレヒトは「舞台上の出来事の虚構性を際立出せて違和感を呼び起こし、情緒的同一化を排して発見と認識を導く点に特徴を持つ」のだけれど
私は「観客との感情移入にはたらきかけて、舞台との同化をねらう伝統的演劇」のほうが好みなんですよねぇ。
でも、私いちおう戯曲が専門だし、これくらい読んでおかねば。

シラーも読んでみたいなーーーと思うの特にないし、
ブレヒトの『三文オペラ』もつまんなそう。
初めてにお勧め作品とかありましたら教えて下さい。