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予約更新です。
この作品で、テーマ「Movie」の200作品目のレビューになりました
ブログを始めて3年3カ月。早いものです。いつもありがとうございます。
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先日アップしましたが、↑の本を読んでリメイクがあると知り、さっそく借りました。
結論から言いますと、想像以上に良かった!
私は許容範囲が広い方ではないですし
好きな作品を変に捻じ曲げられたり、妙に時代だけ合わせようとすると許せません。
だから本当はリメイク作品を観る、という行為からしてやめておいたほうがいいのかもしれない。
命懸けて愛してるシェイクスピアを変に変えられたりしたら、怒り狂うもん(笑)
あんまり監督に興味はありませんが
一番好きな監督って、きっとビリー・ワイルダー。
そして好きな女優を二人挙げろ、と言われたら
間違いなくヴィヴィアン・リーとオードリー・ヘップバーン。
更に、オードリー主演映画で一番好きなこの『麗しのサブリナ』のリメイクで満足することができるということは
かなりのモノなんじゃないかなー?と思います。
あらすじはご存知の方が多いと思うけど・・・一応。
サブリナ(ジュリア・オーモンド)は富豪の実業家ララビー家の運転手の娘。
彼女が恋するララビー家の二男ディヴィッド(グレッグ・キニア)は顔はいいけど、内面はいまいち。今日も女の尻を追っかけまわす。
サブリナはララビー家の庭の木の上に登って、近くにいながら自分には遠い世界のパーティーを眺める日々。
彼女はパリへ仕事のために行くことになり、一大決心をしてディヴィッドへの想いを告白しようと彼に行くが、
そこに偶然いたのは彼の兄の堅物ライナス(ハリソン・フォード)であった。
パリに着いても恋しいディヴィッドを想っていたサブリナに、
父トーマス・フェアチャイルド(ジョン・ウッド)から「ディヴィッドが婚約した」という知らせが届く・・・。
銀幕の妖精 オードリーに敵う女優などいませんよ、そりゃあ。
どっちが可愛いか、ってオードリーに決まってる。
でも、ジュリア・オーモンドもなかなかよくって
特に冴えない時がちょっとオードリーに似てるんですよね^^
↑の後、パリから大変身して帰ってくることになるのですが
オリジナルと違って、見るからに変化しているのがいいと思う。
ディヴィッドが気付くわけない。
オリジナルは気付かないわけがないのに、気付かないからね・・・・・(笑)
ライナス役にハリソン・フォード・・・・はないんじゃないかな、とちょっと不安でしたが
これが結構良かったです!
オリジナルのハンフリー・ボガートも勿論いいんだけど、
天下のハンフリー・ボガートに対してこれだけ出来たら十分だと思います。
もともと美形なはずなのに、ちっともカッコよく見えません。(褒めてます。)
かっこよく見えない方がいいと思うもん。
思いっきり堅物で、常にむすっとしていて、人生全く楽しんでない感がたっぷり出ていました。
はまり役だと思います、うん!
最近珍しいな、と思えてならないのが、脇役までしっかり固めていること。
使用人仲間もいいし、ライナスの秘書もいいし。
いいねぇ。特にいいのがサブリナのお父さんを演じたジョン・ウッド。
ちょっとちょっと、彼の出演作って最高じゃないですか。
ジョン・ウッドってジェフリー・ラッシュに似てません?顔が。
『レディ・ジェーン』にも出てるんですね・・・・。これ、観たくてたまらないんだけど日本だと観ることがまず不可能な作品です。DVD化してないし。
『麗しのサブリナ』の原作は、サミュエル・テイラーの戯曲『サブリナ・フェア』。らしいです。
サミュエル・テイラー・・・・ってきたらコールリッジ!って言いたくなるけど (うずうずする)
別人です。
想像以上に良いリメイク作でした