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BSのアカデミー受賞作品特集でやっていたものです。
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そうだ!これだ!ずっと捜し求めていた、タイトルを忘れてしまったけれど・・・・・
そうだよ、『帰郷』だよ!
とかなり楽しみにしていました。
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でも、始まった途端・・・・
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え、カラー?ヽ(;´Д`)ノ
私がイメージしていたのは1940~50年くらい?のモノクロの、メロドラマ・・・・だったんだけどなぁ。
哀愁みたいなの。
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この時点でがっかりしてしまったし (この映画は悪くないのですが・・・)
やっぱり、まだ映画を観てもあんまり楽しめていない・・・・ので
そういう影響もあるのかもしれません。
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舞台は1968年。ベトナム戦争の頃です。
サリー(ジェーン・フォンダ)は、夫ボブ(ブルース・ダーン)をベトナム最前線へ送り出した後、ボランティア活動の一環として基地付属病院で働くことに。
そこでルーク(ジョン・ヴォイト)と出会い、恋に落ち・・・・・
といったものです。
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ルークは戦争で下半身麻痺となっており
戦争のせいで精神に異常をきたしてしまった人物も登場したり
かなり反戦色の強いものとなっています。
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主役のサリーを演じたジェーン・フォンダは反戦活動家らしいですしね。
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私自身も反戦主義ですが、
ここまで思いっきり反戦反戦・・・・・だとなんかなぁ。
メッセージ性が強すぎて、重いというか。
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映画だったらまだいいけど、これで小説だったら
自分は受け付けないだろうと思います。
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簡単に言うと戦争のせいで生まれた間接的な悲劇を描いていて
「戦場は想像していたものと違った」
「手紙に書かれていることよりも、現実は100倍は酷い」
といった台詞が何度も登場します。
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実際・・・・・・そうなんでしょうけどね。
押し付けがましく感じてしまったりしました。
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他の登場人物、たとえばバイの弟ビルの悲劇の直接的な原因は間違いなく戦争ですけれど
サリーやボブの悲劇って
本当に戦争が原因??
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サリーは「寂しかったから」なんてボブに言い訳していたけれど
ボブは「俺だって寂しかった!」と言っていましたね。
そりゃそうだ・・・・・。
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「寂しかったから」なんて理由にならないと思うし
戦争がなくたってサリーとルークは不倫していた気がしてならなくって・・・・・・・・・。
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これは、単に私が直接的なのを極端に嫌うからだと思います。
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アカデミー主演女優賞、主演男優賞、脚本賞を受賞しており
アカデミー作品賞、助演女優賞、助演男優賞、監督賞、編集賞にノミネートされています。
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うーん、一番上手いと思ったのはノミネートで終わってしまったけれど
ボブを演じたブルース・ダーンだと思うんだけどなぁ。
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『帰郷』というタイトルの映画はたくさんあるようですね。
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これもそういや、帰郷なんですね。
こちら でレビュー書いていますが、やっぱりこっちのほうがずーっと好きだなぁ・・・・・。
調べてみると、私が観たかったのは1948年のマーヴィン・ルロイ監督 クラーク・ゲーブル主演の『帰郷』でした。
「第二次世界対戦を背景に、妻のある軍医と看護婦の悲恋を描くメロドラマ」
だし、きっとこれですね。
でもDVDないみたい・・・・・(´・ω・`)