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私が観たのは↑ではないのだけれど・・・・・
アントニーノ・フォリアーニの指揮で、ベービ・モラッシの演出のものを観ました。
フェニーチェ歌劇場ライブのもの。
オペラにまったく興味の無かった私でも、これくらいのタイトルは知ってる。
有名どこはおさえておきたいな~と、観てみました。
ロッシーニのオペラでもっとも有名なものでしょう。
そういや、初ロッシーニ。
曲はそーんな好きだな~とも思わなかったのですが(NO.1はプッチーニ、NO.2はヴェルディかな?今のところ)
ストーリーはけっこう好きです。
元は『セヴィリアの理髪師』という先輩作曲家の同名オペラがあったようだけれど、
同じ戯曲を参考にしつつ、書き上げたものらしいですね。
盗作とかそういうのではなく、戯曲からイメージしたオペラが全然違っていたらしい。
ものすごい速度で書き上げたらしく、8日間とか13日間とか諸説あるものの
とにかく尋常じゃない速度だったことは確かなようですよー。
「最近はまってることある?」
「オペラ♪」
とは、かなり言いにくいのです。
何気取ってんの? って感じがします。
初心者なのでむずかしーことは何にも分からないのですが、それでも別に「難解」 「高尚で手が届かない」
ってものではないってことは分かる。
この喜劇なんてけっこうドタバタ喜劇で、
子供だって楽しめそうです。
どことなく、シェイクスピアの喜劇と同じ匂いがします・・・・・♪
うん、好き。
ざーーーっとあらすじを紹介すると
ある伯爵が、恋焦がれている娘 ロジーナの住む家のバルコニーの下に立っている。
ロジーナの家の理髪師 かつ 何でも屋のフィガロがやってきて、
伯爵は愛するロジーナへの手紙を彼に託す。
けれども、彼女の後見人バルトロは監視の目が厳しく、ロジーナはひとりでバルコニーに出ることすら出来ない。
伯爵はロジーナには、自分の地位や資産に関係なくロジーナに愛して欲しいと思い、金のない「リンドーロ」だと名乗る。
そんなロジーナは好きでもない男と結婚させられそうになっているのだが、
「リンドーロ」に惹かれていくのだが・・・・。
といった感じの、前述したようなドタバタ劇。
一番好きな曲は、カヴァティーナの「ラ、ラン、ラ、レーラ…町のなんでも屋に」かな
これを観たら、やはり『フィガロの結婚』も観なきゃね!
ということで今予約中です~。