グラン・トリノ [DVD]/クリント・イーストウッド,ビー・バン,アーニー・ハー
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ごめんなさ~~い・・・・・。


ほら、自分、あまりに人気がありすぎると嫌煙するところがあるんですよ。

けっこう、無意識に食わず嫌いするところがあります。


観ていて30分くらいのとき。

「・・・・どうしよう、これ、ニガテだ。

しかしクリント・イーストウッドを合わなかった、どこがいいんだ、これ

なんてとても・・・・・言えないよなぁ・・・

ブログやめとこうかな」


とか思っていたんですが(苦笑)



・・・・すごい、良かった!о(ж>▽<)y ☆

これは絶賛されますよね。



典型的頑固親父で、実の息子からも嫌煙されるアメリカ人 ウォルト・コワルスキー(クリント・イーストウッド)。


彼が愛し、誇りに思うのは愛車のグラン・トリノのみ。


隣人の東洋人 モン族一家と触れ合うことで変わっていく・・・・という


すごく、定番過ぎるストーリー。


定番なんだけど、ここまで出来るんですね。

文句なしにイーストウッドは格好いい!


反戦意識も込められていたり

すこしずつ、心を許していく過程がすごい良い。


彼と共に、軟弱男だったタオも変わっていく様子もまた、いいですね。

老いってとても・・・・恐ろしいなと思う反面、

老いても、人間って変われるんだと思えたり。


私はスーのキャラクターがとても好きでした^^




グラン・トリノの扱い方もすごく上手いなーと思うし・・・

DVDの付録映像もまた良かった。


私はアメリカ人でも、男でもないし、


クラシックカーが好きとかでも、そもそも車に詳しくもないけど


うん、なんか、こだわる気持ちは分かります。

お金かかるから実際旦那さんがここまで拘る人だと困りそうだけど(笑)

免許取ってから車を見る目が変わった!

というのは確かです。


車というのは、男の通過儀礼だ。

何より、カノジョをデートに誘える!


・・・ああ、そうか。

そりゃあ、男女で車に対する愛も変わってくるか。





ああ、ホント良かった。

絶賛される意味がよーく分かった気がします。


全てが良かったんですが、すごい淡々と続いていくあんな静かな映画の中で

クリント・イーストウッドのあの、低い声で響くのがいいんでしょうかね・・・。


スーに誘われ、モン族一家のパーティに参加したウォルト。

乗り気じゃなかったくせに、あれから変わった気がします。

うまいうまい、言いながら食べる姿になんだか心があったかい。


鏡に向かって、「誕生日おめでとう」。


果物をたくさん落としてしまったおばあさん。

「最近のガキは・・・・仕方ない」と言い、手伝おうと立ち上がろうとした瞬間

タオが手を貸す。


そのときの、タオのお祖母さんとウォルトのまなざしと言ったらもう!о(ж>▽<)y ☆



あんなに頑固親父なくせに


愛犬に向かって「母さんが恋しいな」(注:この映画、いきなりウォルトの奥さんのお葬式から始まります)


だとか


「世界でいちばんの女性を得ることが出来た」


だって。


女性だったら、どうしても胸キュンな台詞だと思うんですが・・・・

うわあ、言われたい!すんごい言われたい!!!しかも頑固親父が奥さん亡くなった後に、恥ずかしそうにもせず、さらりと言っちゃうんですよ、もう!!!!!!!!


ごめんなさい、クリント・イーストウッドさん。


なんとなーーく、あんまり好きでなくって


観たことあるのってコレのみ。

マディソン郡の橋 特別版 [DVD]/クリント・イーストウッド,メリル・ストリープ,アニー・コーリー
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賛否両論ですが、私は好きです。

原作も読んだし、原作者のロバート・ジェームズ・ウォラーの他作品もあたったくらい。



こちらは、このあいだTVでやっていたので、録画済。

ミリオンダラー・ベイビー [DVD]/クリント・イーストウッド,ヒラリー・スワンク,モーガン・フリーマン
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落ち着いたら観たいな。