西洋絵画の楽しみ方完全ガイド/雪山 行二
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初心者さんに最適!!きゃー

の一言です。

私のような、絵(海外only。日本のには興味なし)に興味が出てきたけど、あんまりわかってない・・・・。いや、もう、ぜんっぜんわかってない・・・・。

って方におススメです。


まず、冒頭からの絵画を楽しむための20のポイントが必見。

世界でもっとも高額な絵画作品は?

現代絵画っていったい何?

過去の作品を真似する意味とは?

女性ヌード、道徳的に問題はなかったのか?

描く主題による絵の格付けはあったのか?

などなど。

ここだけでも読む価値あります^^

ふつうは見開き2ページで1作品なんですが、

右に絵の全体図、左に拡大ポイント、があり、名画のこぼれ話も。

また、その画家のほかの作品もちょろっと載っています。

よくまあ、このスペースでこれだけのことが出来たなぁ・・・・!

個人的に偉い!!と思ったのが、分類がしっかり書かれていること。しかもそれぞれきちんと色が分かれていて、

バロック、初期ルネサンス、など書いてくれています。

すごく助かる♪

あと、こういう本ってちゃんとキレイに開く本じゃないといらつきます。

小説とかならいいんですが、絵関係で開かないのって(『怖い絵』はそこがすごく残念だった・・・)見難いんですよねー。

ざーーーっと読んでみた結果、

やっぱり私はルネサンスが好きみたい。

マニエリスムはあんまり↓

バロックはけっこういいかも。

ロココとロマン主義はそうでもなく・・・

新古典主義には惹かれる。

写実主義や印象主義はぜんぜん・・・。

それ以降は意味がわかりません。

うーん、文学やってる上ですこしは役にたてばいいなぁと思う今日この頃。

因みに、もう1冊最近読んだ本です。

一冊でわかる絵画の楽しみ方ガイド―印象派、写実主義から抽象絵画、シュルレアリスムまで/太田 治子
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こちらは、より時代を絞って印象派のころからのものなので、私は前著のほうが好みかな。

でもこちらのほうが絞ってある分より詳しくて、1人に付き6ページ、5、6作品紹介されています。

その画家のタッチなどを掴むにはこちらのほうが良いのかな?

どちらにしても、やはりこういう入門書ってなんでも、数冊読むべきですね^^