カポーティ [DVD]/フィリップ・シーモア・ホフマン,キャサリン・キーナー,クリフトン・コリンズJr.
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予告編を観たときから、とても気になっていましたとんすけ

米国の作家、トルーマン・カポーティが、ノンフィクション・ノベル「冷血」を書き上げるまでの殺人犯との駆け引きを描いた人間ドラマ。

アカデミー賞主要5部門ノミネート(作品賞 / 監督賞 / 助演女優賞 / 脚色賞)され、

主演のフィリップ・シーモア・ホフマンがアカデミー主演男優賞を受賞しています。

これは確かに納得。


カポーティと言えば、『ティファニーで朝食を』。

翻訳、原書、映画観ました。


「着メロ?そんなのにお金かけたくない」

とか思ってる私が唯一、moon riverだけは携帯に入ってます。



これは・・・絶対に観たら『冷血』が読みたくなるだろうなーと思ってました。

うん、やっぱり予想通り。

ただ文庫なのに600ページ超えっていうのと(上下巻にして・・・)間違いなく内容が重い。

ので、気分と読む時間帯は選びそう。


ちょっと普段読むジャンルじゃないですしね。

でもやっぱり近々読もう。

冷血 (新潮文庫)/トルーマン カポーティ
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1959年。とある新聞記事に目を留めるトルーマン・カポーティ(フィリップ・シーモア・ホフマン)。

カンザス州の小さな町で、無惨にも一家4人が殺されるという事件でした。

それに何かを感じたカポーティは、幼馴染のネル・ハーパー・リー(キャサリン・キーナー)と共に現場に向かいます。

そして、逮捕された犯人二人組と接触し、『冷血』を書き出す・・・

といったもの。

創作意力を強く刺激されて、動き出したものの・・・

途中からカポーティが思った以上に影響を受けることになります。

何の罪も無い4人の人物を殺害。

当然・・・刑がどんなものなのかは想像がつきますが・・・

『冷血』はこれまた比喩にもよく使われる小説で、

「日本では『冷血』のような小説は書けない」(作家が犯人に接触なんてムリ)

とかのようなものをよく見かけます。

ノンフィクション・ノベルですし(確かこれカポーティが初めてじゃなかったかな)

更にそれのドキュメンタリー映画のよう。

どれくらい事実なのか分からないけど、恐らくかなりの部分が事実なんでしょう。

こんな殺人事件はとても身近には感じられませんが・・・

犯人役を見ていても、とてもそんなことをするようには見えないのが恐ろしい。

因みに幼馴染役のネル・ハーパー・リー(キャサリン・キーナー)

ですが、彼女も作家らしいですね。『アラバマ物語』を書いた人。

映画内でこれの試写会も出てきました。

しかも、『アラバマ物語』のある人物は、カポーティがモデルになっているらしいです。


うーん、『冷血』いつ読もうかな・・・。

ティファニーで朝食を (新潮文庫)/トルーマン カポーティ
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In Cold Blood: A True Account of a Multiple Mur.../Truman Capote
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