- 絵画の見方・楽しみ方―巨匠の代表作でわかる/井出 洋一郎
- ¥1,575
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絵画にちょっくら興味が出てきて、興味出たらまずそれ関係の本を読む、
という定番パターン。
ざっと見ただけでも、絵画の入門書ってかなりあったのですが・・・・
なんとなーく、とりあえずこれを予約して借りてきました。
結果、ヒット!!!
非常に分かりやすいです。
ゴシックから現代まで巨匠92人の代表作100点を紹介。
名画の鑑賞ポイントと、画家の生涯をくわしく解説。
素晴らしいのが、本当にきちんとどこに着目して絵を見ればいいのか、書いていてくれていること。
見開き2ページで1作品載っているんですけどね、
下にその絵の縮小版が載っていて、矢印引っ張って「これはアダムです」とか記してあるんですよ。
これ、意外にお役立ちで・・・
けっこう、絵画の関連書って
「右側前方に~~が見えるが」みたいに書いてあることが多いんですよね。
で、そこが折り目になっていたりして、すごーく読みにくいこと多かったり
どれ!?どこにあるの!?
って、よくある。
構図なんてまったく分からないけど
「ほら、ここがこうなってますよね」
「ここが三角形になってます。これでバランス取ってるんですよー」
のように、素人にもものすっごく分かりやすい
で、更に、しっかり「これは○○の象徴です」とも書いていてくれて。
その場合も、ちゃーーんと絵の一部をまた別に載せて、どこにあるものか明確に示してくれています。
えらい。
名画だから当然なのかな?
『怖い絵』に載っていたのも数多く掲載されていました^^
まあ、「名画」ですしね、大して興味ない方でも
「ああ、これくらいは知ってる・・・・」
というものが多いんじゃないかなと思います。
かなり初心者向け。
油絵がどういうのを指すのか、とかまで載っていて
(知らなかった)非常に参考になります。
そして最初っから興味深い「はじめに」。
1 展覧会を批判する心意気ででかけよう
2、展示順序、ディスプレイなどの配列に注意して鑑賞しよう
3、形よりも色彩に注目しよう
こんな見方、楽しみ方があるんだ・・・・・・!
この本は、ゴシック/ルネサンスからポップアートまで載っています。
私って・・・・ほんとに、古いもの大好きなんですねー。
現代よりも断然ルネサンス!!!ってことがよぉーく分かりました。
現代の、全然良さが分からない
神話とか大好きなので、やはりこの頃のほうが元になっているからかな。
ざーーっと観た感じ、印象派以前のものが好きみたいです。
なんとか派とか、なんとか主義とか、すっごくキライ(ニガテ)なのですが(文学専攻なのにね☆)
こういうのと文学も密接なつながりありそうなので、決してムダにはならない気もします。
美術館行きたいなー・・・。
札幌の美術館は、モエレ沼公園とか、芸術の森
とか、
さすが北海道だよねーーってものも多いんですが・・・・
なんせ、数が少ないです。
北海道立近代美術館 とか、あることにはあるんだけど、
ちがうのー。私の好みとちがうのー・・・。
東京に行った際は、どっか行ってくるつもりですよ
前売り&学生 だと結構安いものですね。
院生になったとしても学割使えるものね!
なれるといいな!