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スカーレット・ヨハンソンの映画
↓これ
真珠の耳飾りの少女 通常版 [DVD]/スカーレット・ヨハンソン,コリン・ファース,キリアン・マーフィ
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のほうが有名ですかね。私はまだ観ていないのですが・・・・
巨匠フェルメールのもとで、女中として働くフリートの物語。
この小説は全てフィクションなのですが、念じながら読まないと現実に起こった事実なんだと思い込んでしまいます。
200万部突破したベストセラー恋愛小説、となっていますが
「恋愛小説」・・・・ではないかな。
そんな軽いものでもないし、恋愛は一部に過ぎないと感じました。
ご覧の通り、表紙はフェルメールの『真珠の耳飾りの少女』または『青いターバンの少女』。
何度も何度も、この表紙を見返してしまう・・・。
著者はどうやって、こんなの、思いついたんだろう。
「ああ、このまま・・・・本当にこのままだ」
と戦慄に似た感動みたいなものを感じます。
半開きのくちびる。
すこし、怯えたような瞳。
そして、広く見せた額に、
青と金のような黄のターバン。
そして。。。。真珠。
そっかー、だからこんな、2色のターバンなんだ・・・・・。
って、いや、だからつくりばなしなんだってばっ
とか一人突っ込みいれながら読んでしまったり。
髪を隠すことを死守しているフリート。
そんな彼女なのに、真珠のような高価な耳飾りをしていることは、おかしいんですね・・・。
本書の中でほかにも「わたしがモデルになったのよー」とかって自慢する絵とかも出てくるのですが
それも、ちゃんとフェルメールの他作品になっているんです。
どっからこんな、インスピレーションが・・・。
テーブルクロスが、特に、もう!
思わず検索して絵、今見に行ってきたところです^^
因みに映画版とはちょっと違うみたいです。
映画も観てみるつもりですが、あんまり変わってたらいやだな。
髪、ターバン、ツメの中の血、鍵、真珠。
ああ、なんか、文学的なキーワードがごろごろ転がっているのに、何を結局意味しているんだか分からずじまい・・・。
ツメの中の血がとっても引っかかります
絵画とかお好きな方であったらきっと好まれるだろうなーという小説でした
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著者にはこんなのもあるらしいですよー。
ウィリアム・ブレイクについての作品を執筆中・・・とウィキに載っていました。
ブレイク・・・詳しくない&別に興味ない ですが、きっと読むと思います^^