- ミニヴァー夫人 特別版 [DVD]/グリア・ガースン,ウォルター・ピジョン,テレサ・ライト
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1940年代の映画って、いいですよねー!!
同年代でこの辺観る人ってまずいないけど・・・・・
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「あなたって、ほんと、昔の世界に生きているよね」
と母に言われます。
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アカデミー賞作品賞、監督賞(ウィリアム・ワイラー)、脚色賞、撮影賞、主演女優賞(グリア・ガースン)、助演女優賞(テレサ・ライト)を受賞しています。
『カサブランカ』などと並んで、戦意高揚映画と呼ばれる類の作品だそうです。
と聞くと複雑なんですが・・・。
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今観ると反戦のほうになるよなぁ。
そんな、戦争万歳!な感じはしませんよ。
基本的に戦争による悲劇は好きです。悲恋とか・・。
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『カサブランカ』とか『哀愁』とかたまらないですね。
この『ミニヴァー夫人』、何を勘違いしたのか
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ミニヴァー夫人と誰か若い男性との禁断の恋を描いたものだとずっと思っていました。
旦那は戦争でどっか行っていて・・・
というかんじの、そう、『肉体の悪魔』のような映画だと。
ぜんっぜん違ってびっくり・・・。
ミニヴァー夫人は貞淑です。浮気なんかしません。
とんだ勘違いでした
イングランドの小さい町ベルハムに住むミニヴァー夫人(グリア・ガースン)。
優しい建築家の夫のクレム氏(ウォルター・ピジョン)と、長男のヴィン(リチャード・ネイ)そして小さな二人の子供たちと絵に描いたような幸せな生活。
ある日ミニヴァー夫人がロンドンで帽子を買って帰ると、駅長はバラの花に『ミニヴァ夫人』と名づけさせてくれ、と頼みます。
高価な帽子を買ってしまった妻に、高価な車を買ってしまった夫。
二人ともども言い出せなかったのですが、「たまには贅沢もいいだろう」と互いに納得します。
駅長がそのバラを出品すると発表したために町は騒ぎ立ち
ヴィンはキャロル(テレサ・ライト)と恋におち・・・・
しかし、戦火は迫ってきていました。
定番と言えばそれまでなのですが、終始うっとりしてしまう作品なんですよね。。
モノクロのほうが、キスシーンって美しくないですか?
今のキスシーンよりも昔のキスシーンのほうがいいと思います。
いや、それよりも凄く思うのが・・・
「あなたの名前を薔薇に名づけたいのです」
とか言われたいですよね(笑)
きれいですもんねー、グリア・ガースン。
テレサ・ライトと並ぶとなんだか似ているような。
あんな美人に生まれたかったわ^^
驚いたのが、グリア・ガースンって10歳くらい年下の長男ヴィン(リチャード・ネイ)と結婚したんですって・・・!
(離婚したらしいですが)
あー、確かになぁ、ちょっとあの長男を産んだようには見えなかったけど。
幾らなんでもミニヴァー夫人は若すぎるだろう、という感じはしたけど・・・
でも、夫役のウォルター・ピジョンとのほうが絵になる気がするけどなー。
美男美女揃いの見ごたえのある映画でした。
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