え?絶版??
やっぱりアフィリエイトにも読書メーターにも画像が表示されないのは、絶版なのかなぁ。

因みに私は大学図書館から借りてきたものです。


いやったあぁぁ!!

と叫びたくなるくらい、重宝する1冊。

『古典的シェイクスピア論叢』ですから
昔のシェイクスピア批評とか、そんな感じかな。
まあ、押さえておくべきだろうしなぁ・・・

長期貸し出し中だし!☆手に取った1冊。


超有名人による、シェイクスピア批評の寄せ集め→和訳!

なのです。


「○○が~~~と言ったように・・・・」とか、よく専門書とかで見るじゃあないですか。

何度も出てきたら自然と覚えるけど、

「えっとねぇ、これ言ったの、誰だっけ・・・」

がよくありまして。


出来る限りノートに書き留めるようにはしています。


でも、それをどこで言ったのかが分からない。

すごーーくそれで困ったのが卒論!!☆

注釈つけるときに・・・・困ります。

そして、どんな文脈でその発言したのかも分からなくって。


川地氏も記していましたが、これまた、原文は非常に見つけ出すのが大変であったり、英語が現在と違ったり・・・


ベン・ジョンソンからカーライルまで。

ほかにはドライデンやトマス・ライマー、サミュエル・ジョンソンや、コールリッジ、チャールズ・ラムなど超有名人ぞろいです。



ラムがリア王は上演不可能だと言ったけど、リアを演じるくらいならばミルトンの『失楽園』のサタンを演じたほうがまだいいだろう、なんてこと言っていたなんて知りませんでした。


サタンも・・・・演じるのは難しそうですけどね。


本書には、「偶像崇拝」という言葉が多く登場しています。

もう、その域まで達してしまったシェイクスピア。


余談ですが・・・

私は「古典」を読む機会が多いですけれど、

その古典を書いた人が無名であったとして読むようにしています。


過大評価、したくないの。


「いやー、さすがジョイスだよね!」とか言いたくないんです。(ジョイス、私にとって、理解不能だから・・・)


世間の評価とかからちょっと離れて、それでも「良い」と思えるかどうか。

それがBEST BOOKを選ぶひとつの鍵となってます^^


偉大なる作家でも、けっこう・・・・

あったりするんですよね。


著名だから美化っていうのもなぁ。

単に自分が理解できてないだけなんでしょうけど。



でも、やっぱりシェイクスピアとトルストイは、別格でして

(こんなこと有り得ないけど)

絶対に評価されていなくても私は間違いなく、惹かれたと思ってます。




とにかく、川地さん、ありがとう!すっごく助かりました!

返却前に、大量にコピー取るつもりです桜

古典的シェイクスピア論叢―ベン・ジョンソンからカーライルまで/川地 美子
¥3,150
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※ 因みに、昨日のオペラ記事、おかしいなぁ。今日予約更新されるはずだったのに。。。

なんか、昨日更新されてましたね。びっくりした。