まったくノーマークだった、この作品。スマステーションで何度も観たい恋愛映画BEST15 に選ばれていて、観ようと決めたもの。
でも、サスペンス、という位置づけにされていたりでちょっと迷ってました。サスペンス・・・・好きじゃないし。
そこで、参考にさせていただいている映画ブロガーさんが紹介されていたこともあり、借りてきました
ボディ・ガードとの恋。
一般人にはないないない、ってハナシですが、憧れちゃう人多いんじゃないかなぁ・・・
少なくても、このシチュエーションは・・・恋に落ちないほうが難しそうです。
実際にも歌手であり、女優でもあるホイットニー・ヒューストンと、ボディガード役のケヴィン・コスナーが主演。
今をときめくスーパースターであるレイチェル・マロン(ホイットニー・ヒューストン)の護衛を依頼される、元シークレットサービスであったフランク・ファーマー(ケヴィン・コスナー)。
もう、典型的なボディガードのイメージそのまま。
基本黒スーツに、サングラスに、ポーカー・フェイスのような。
自分の周りで何が起こっているのか知らされていないレイチェルは、フランクに対し不平不満ばかり。
その我が儘ぶりにうんざりし、「当人があれではとても、守れない」と呟いてしまうフランク。
しかし、急速に惹かれ合う2人。
愛し合っているのに、公私混同をしてしまうと守れない、とレイチェルのために関係を打ち切ってしまいます。
脅迫状まで送られ、レイチェルの寝室に忍び込んだり、脅迫電話がかかってきたりと油断ならぬ状況に・・・。
フランクは辞める決心をしていたものの、息子フレッシャー(デヴォーン・ニクソン)と自分を守って欲しいと、心底差し迫る恐怖を実感したレイチェルはフランクに頼みます。
元は自分が歌手志望であったのに、大好きな妹に超えられ今は付き人をしているニッキー・マロン(ミシェル・ラマー・リチャーズ)。
彼女の複雑な心境もしっかりと描かれていました。
愛しているからこそ、守りたい。と思うのは当然な感情だとは思いますが・・・・ボディガードという特殊な仕事の上ではやはり、私情は邪魔なのでしょうか。
捨てられた、遊ばれた、とレイチェルが思っても致し方ないようなポーカー・フェイス フランクの態度ですが・・・
不器用な彼の精一杯の優しさ。
この後ストーリーはどんどん進んでいくけれど、やっぱりこの映画の見所はラスト・シーン。
サスペンス・・・?と言うよりは、やっぱりラブロマンスですね。
「ハリウッドのお決まりよね~」という意見も多いですが、これはこれでいい気がします。
”泣ける”映画とはちょっと言い難いけれど・・・恋人と観るというよりは女友達とキャーキャー言って観るほうが向いているような気がしました。
サントラがヒットした、というのは知ってはいましたが・・
オールウェイズ・ラヴ・ユーが主題歌だったなんて
ラストは、だよね~!やっぱりこうだよねー!
という展開ですが、ホイットニー・ヒューストンが歌うこの曲と綺麗にマッチして良い感じです。
それにしても、ケヴィン・コスナーのこの役はずるい。ファンにはたまらないと思います(笑)
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