ストレス発散なのか、最近結構映画観てます。レビューあまり書いてません、ごめんなさい。


 トム・ハンクスが好き。

 ジュリア・ロバーツが好き。


 ・・・・この2人の共演の映画だったら、私が食いつかないわけがないじゃないですか。


 レディース・デーやファースト・デーでも千円。これが結構痛い。だったら借りてくるもん。

・・・となってしまう私ですが、これは観に行く気満々だったんです。


 でも、gooやyahoo!のレビューを読むとコレが評価(かなり)イマイチで、一緒に行こうとしていた人があまり良い反応をせず。

 で、何を観たのか忘れましたが、他の映画になってしまったのですあせる



 ジョージ・クライルの同名ベストセラー小説が原作だそうですよ。アフィリエイト一応貼っておきます。


 チャーリー・ウィルソンズ・ウォー。

その名の通り、チャーリー(チャールズ)・ウィルソンという人の戦争。ノン・フィクションです。


 チャーリー・ウィルソン(トム・ハンクス)はアメリカの下院議員。議員と言っても、目立たないタイプ。女好きで、酒好きで、多少性格に問題アリ。・・・・ま、議員にはちょっと見えないタイプです。

 ジョアン(ジュリア・ロバーツ)にアフガニスタンに行って大統領に会って来てと頼まれ、チャーリーはそこで想像を絶するアフガンの有様を目にします。


彼の秘書?はある婦人にこう尋ねました。

「子供は何人いるの?」

「6人いたわ」

 誰に聞いても、きっと過去形で答えるのでしょう。


 「想像」は皆するのでしょうが、やはり直接目にすると・・・・彼は相当な衝撃を受けます。


 ソ連のアフガン侵攻を食い止めるためアメリカが提示した額はたったの500万ドル

 敵国は防弾の加工がされたヘリで攻撃してくるのに、彼らはアメリカ西部開拓時代の銃で戦っている。


 まず、倍の1000万ドルにはしたものの、これじゃ話にならない。

でもアメリカ側が気になるのは、そこで大幅に予算額を上げようとすると冷戦が本格化して、完全にアメリカvsソ連になってしまうということ。

 結論から言うと、チャーリーは7年間で10億ドルという額にまで予算をあげることに成功します。


 旧ソのアフガン撤退を決定づけた影の功労者としてCIAに秘密裏に表彰されることになり、伝説の人となります。


 アフガニスタン側から見ると、彼は英雄なのでしょう。

 それでも、アメリカが援助した新型兵器でソ連のヘリを打ち落とした!という喜ばしき報告を聞いたときのチャーリーの喜びようをみると・・・・どうしても、何かが引っかかる。

 完全に(当然)アメリカサイドで描かれているし、ソ連が悪者。それは仕方ない。


 それをただ傍観しているだけ、というのが一番悪いんだろうけれど、ここでいう行動ってつまりソ連軍を殺すってことで。

 ヘリを落とす=人殺しじゃん、って・・・。

 仮にそのヘリを落とさなかったら爆弾を次々に落とし、またアフガンの市民がどんどん死んでいくー

だから、結果として死者数は減ることにはなるし早期解決にはなる。


 分かっちゃいるし、結局殺さなきゃ解決しないんだったら少ない方がいいでしょ、となるんだろうけど・・・

それで、英雄??

 仕方ないんだろうけど、人が死んで喜ぶ。

 戦争はそれが当たり前ですが、どーも引っかかりました。


 「ハイハイ、戦争って、良くないよ?人殺しだよ?だから撤退しましょうね~~」

ってソ連軍に言って聞くわけがないんだけどね。でも「必要悪」とは思いたくないなぁ・・・・と。


 映画に対しての評価は・・・

かなり期待しないで観ましたが、良かったです。酷評する映画ではないですね。これなら、映画館で観てよかったんじゃ・・・。

 でも、ジュリア・ロバーツは娼婦にしか見えなかったです汗ジョアン役は別に彼女じゃなくても良かったような気がしました。

 

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