約1週間ぶりの更新ですね、お久しぶりです
予備校が始まったということや本格的に院試にむけての受験勉強を開始した(??)こともあり、今週は忙しかったです
・・・・と言いつつも、今日は英会話で仲良くなった女友達と2年半ぶりにデートしてきました
堅苦しい文学作品のほうが好きっちゃ好きですが、純愛小説でダントツ好きなのがニコラス・スパークス。翻訳されたものは全て読んでいます。
『きみに読む物語』 『最後の初恋』 『メッセージ・イン・ア・ボトル』が有名どころでしょうか。でも、個人的には映画化もまた決定したという『きみを想う夜空に』がいちばん好き。
純粋で、一途で、障害のある永遠の真実の愛を描かせたら彼の右に出る者はいない。
色で言ったら、間違いなく真っ白。純白。
美しくて、切なくて。思わず涙がこぼれてしまう恋愛小説を描くのがかなり上手いです・・・・・・が。
最近、どうも、彼の作品ワン・パターン化しすぎてる
『きみに読む物語』と被る部分が大きいです。
どうしようもなく惹かれあう、2人。
人を好きになるのに理由なんて無い、好きだから、好きなんだ。
でもそれをあまりにも押し付けがましく描いてしまうと「何でそんなに好きなワケ・・・?」となってしまいますが、やっぱりニコラス・スパークスはこういうのがかなり得意ですねぇ。
でもね、そろそろもうちょっと捻っても良いのでは。
トラヴィスとギャビー。お隣同士の2人は、ひょんなことから出会い、再会します。
トラヴィスは急速にギャビーに惹かれて行くけれど、ギャビーにはボーイフレンドがいる。
でも、ここは意外にもそこまで大きな障害になりません。
邦題にもなっている「選ぶ」ということは・・・・何なのか。
物語の後半で徐々に明かされていくことになりますが、これはちょっと、読めちゃいました。
あなたなら 愛する人のために どこまで できるのだろうか。
結論を述べてしまうと、私はどうしてもこの結末は納得がいかないのです。
想像を絶する究極の選択だと思うし、私なんかじゃとても理解できないでしょう。いっそ、死んでしまいたいと想うのが普通じゃないのかな。
ギリシャ神話にも「パンドラの箱」というエピソードがあるけれど・・・
希望を捨てない、ということは素晴らしいことだけど。
なんか、納得がいかない。有り得ない。
何について言ってるのか、未読の方はサッパリ分からないと思います。ごめんなさい。
でも、これ言っちゃうと完全にネタバレになっちゃうので・・・
現実的にこういう2人のようなシチュエーションな人がこれを読んだとき、とてもたまらないと思うのです。そういう人は読まないと思うけれど、それを考えてしまいました。
もし、本当にその人を愛していたら・・・・
別の「決断」をするはず。現実的にはムリだろうし、私でもムリだと思うけれど、小説なら決断すべきだった・・・・と思ってしまうのです。
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