単に、面白そうと思って読んでみただけですっ最初から言い訳しておきます。
これも例の如く図書館で借りてきたのですが、なんか恥ずかしかった~そして、アフィリエイト探したけどありませんでした(苦笑)
で、新しく名言/格言のジャンルを作りました
口説き文句とか、大好きなんです。
日本語だったら照れくさくて言えなくても、英語にしてカードに書いてみたり、とかね。読んだ人が理解できなくても、ひたすら調べたり、考えたり。そうしてくれることが凄く嬉しい。
この本はなんか凄いタイトルですが、単に映画、ドラマ、小説の中の恋愛(プロポーズ中心)の名言集ですね。
中には実際にご主人にこれを言われ結婚されたというプロポーズの言葉が載っていたり
あの顔を見ないと、朝が始まらない。
オードリー・ヘップバーン主演のマイ・フェア・レディでヒギンズ教授が言う言葉です。元祖シンデレラ・ストーリーのこの映画。私も大好きです。
「あの顔を見ないと朝が始まらない・・・あの笑顔、怒った顔、なぜか忘れられない。今では私の一部なんだ。」
イライザに惹かれていくヒギンズ教授。イライザが去ってからそのことに気付き、思わずこうつぶやきました。
正直に言ってください。
あなたは私の妻になりたいとお考えですか?
これは、実際にロシアの文豪トルストイが後に彼の妻となるソフィヤに言った(正しくは手紙に認めた)プロポーズの言葉です。
どうしても直接言う事が出来ず、手紙にしたものの何日も持ち歩いたそうです。
ソフィヤはこれを読み、「もちろん、イエスですわ」と答えたそう。こういうのも素敵ですね
僕は、家庭を夢見ているんだ。
中には炉が燃えていて、猫と犬が一匹ずついて、
友人たちの足音が絶えず・・・
そして、君がいる!
これは、モンゴメリの『アンの愛情』からギルバートがアンに言った一言です。赤毛のアン。私も実は読んだことないのですが、アニメにもなっているし有名ですよね。
また、こうも言っています。
「僕には君以外の誰もありえなかったんだ。君が学校で、僕の頭で石盤を割ったあの日からずっと、僕は君を愛してたんだ。」キャー、こんなこと、言われたいわっ!
君のママと結婚したいんだけど、いいかい?
僕は君が大好きなんだ。
これは1977年の映画 グッバイガールからの引用です。
ヒロインは2度俳優の男に捨てられたポーラ。ポーラとエリオットは惹かれ合い、エリオットとポーラの娘のルーシーの関係も良好だが、彼女はまたママが捨てられちゃったら・・・と複雑。
そこで、エリオットがわざわざ学校まで迎えに行ってルーシーに言った一言がこれ、というわけです。
なんて言いつつも、観たことないので非常に観たくなりました
きみの瞳に乾杯!
誰でも冗談ででも、言ったことのある言葉ではないでしょうか。(え、ない?)
でも、残念ながらこれ映画 カサブランカでリック(ハンフリー・ボガート)がイルザ(イングリッド・バーグマン)に言った言葉だということが知られてなくて・・・。
今じゃ大分使い古された言葉だけど、やっぱり素敵。
この本の中で一番私の好きな台詞は・・・
あぁ、やっぱシェイクスピアです。これが載っていることに興奮したくらい。
恋愛にまつわるシェイクスピアの戯曲の名言では、私の一番好きなものかもしれません。
ヴェニスの商人より、ポーシャが思いを寄せるバッサーニオに言う言葉。
その目に見られて、
私の心は二つに裂かれてしまった。
半分はあなたのもの、
残り半分もあなたのもの・・・
すっごい可愛いなぁと思うんです。このポーシャの台詞。
こう訳した小田島雄志氏は、「結局どっちの心も貰えるんだったら、さっさと一塊にして渡せばいいだろう、なんて女心の分からない男は言っちゃうんだろうな」なんてコメントも著書の中で残していた・・・はずです。大体↑のような意味だったはず。
こんな言葉、誰かに言ってみたいものです。
但しこれがヴェニスの商人に出てくる台詞だと理解してくれる人って、少なさそう
村上春樹の『ノルウェイの森』からの抜粋も多く、日本のドラマ(ロング・バケーションとか有名すぎる101回目のプロポーズとか)も多いのですが、やはり私は全体的に海外の映画&小説に惹かれるんだなーと改めて実感。。