映画化した段階では原作をまだ知らなかったし、図書館でも予約が集中したためやっと読むことができましたでも、上映期間には間に合わず、映画は観ておりません。
原作を読んでみて、リチャード・ギアを主演にしたのは大正解だと思いました。うん、確かにポールはこんなイメージ。
粗筋としては、親友に代わって海辺の小さなホテル「イン」を5日間だけ切り盛りするため田舎町ロダンテにやって来たエイドリアン。
客はたった1人、無愛想なポールという男性だけだ。折りから大型ハリケーンが近づく荒れ模様の中、夫に逃げられて3年が過ぎるエイドリアンと、仕事ばかりで家庭を顧みなず、妻から離婚を告げられた高名な外科医としてのキャリアを捨てたばかりのポールは互いに惹かれあう。
ただ、一番の泣けなかった理由は・・・・きっと結末が容易に想像出来てしまうこと。この私のブログを読んだだけでも、分かってしまった方いらっしゃるのではないでしょうか。
結末がわからない小説のほうがより楽しめるので私は好きですね・・・・。単なる好みの違いだとは思いますが。
ポールも、エイドリアンもパートナーと上手くいかなかった。
ポールにいたっては一人息子とも長い間険悪な間柄になってしまっている。そんな彼に救いの手を伸ばしたエイドリアン。2人で過ごした日々はとても短いものでしたが、お互いに本当に掛け替えのないものだったんだろうな・・・
こういう純愛ラヴストーリーだと致し方ないのだとは思うけれど。どぉーーーしても被る。
『マディソン郡の橋』と『きみの遠い故郷へ』(どちらもブログ書いています)を足して2で割った感じに思えてならない・・・。もうちょっと独自性が欲しかったかな。
ニコラス・スパークスはアメリカで毎年秋頃に1冊ずつ発売されているそうです。でも、当然日本だと翻訳という作業があり、時間がかかるかかる。
まだ未翻訳のものが多くあるので、翻訳されたらまた読みたいと思います
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