映画は基本的にBSなどでチェックしておいて、録画して観る事が殆ど。あまり映画館で観たい映画がないことが多いのと、レンタルビデオ屋が遠いことが理由なのですが・・・・。この「オペラ座の怪人」も、録画しておいたものです。

 何度も映画化されていますが、2004年公開のジョエル・シュマッカー監督、 ジェラルド・バトラー 、 エミー・ロッサム 、 パトリック・ウィルソン主演のもの。

 関係ありませんが「ジェラルド・バトラー」という名前が素敵。どうしても『風と共に去りぬ』のレット・バトラーとスカーレットの父ジェラルド・オハラの名を合わせたものとしか思えないきらきら


 劇団四季のミュージカルは小さい頃からしょっちゅう観ているので、殆ど観ていると思うのですが、何故か「オペラ座の怪人」だけは観たことがないんです。この映画はミュージカルを映画化したもの・・というのは知っていたものの、ガストン・ルルーの小説が原作だそうでちゃんと小説の原作があったのですね。読んでみようかな。

 ミュージカルも映画も観た事のない方でも、絶対一度は耳にした事のあるThe Phantom Of The Opera。暫く経っても、耳から離れない名曲です。ゆっくりとしたテンポで、英語も聞き取りやすい。好きです、この曲。


 この作曲者であるアンドリュー・ロイド=ウェバー自身の手により映像化されたそうです。


 一応切ない、ラブストーリーのジャンルになるのかな?これはそうでもありませんが、これより前に映画化されたものなど殺人シーンがあまりにも残酷でとても見れたものじゃないと聞いたことがあります。


 吹き替え無しで、見事な歌声を披露している主演3人。特にクリスティーヌ役のエミー・ロッサムの美声は素晴らしく、ほんとうに天使の歌声のよう。ファントムの隠れ家に彼女が行った時、ファントムとデュエットでThe Phantom Of The Operaを歌うのですが、その最後のSing, my angel of music! Sing, my angel, sing! とクリスティーヌにファントムが呼びかけるところの彼女の歌声は特に鳥肌がたちそうなくらい。


 だけれど、ストーリーを理解するまで時間がかかり、「はてな」が頭に浮かびっぱなし。やっぱり、訳で余計に「はてな」となりました・・・

 もう散々言われていますが、字幕は戸田奈津子さん。タイトルで検索かけても、戸田さんの字幕についてかなりの数がヒットします。文字制限もあるし、1本の映画にかける時間は少ないし、後継者も少ないから仕方ないのだろうと思いつつも、確かに訳はちょっと・・・・酷いかも。ブログの中で批判するつもりはないのですが、全然違う訳になっていたり、話が全然繋がっていなかったり。英語力がそんな高いわけではないですが、特に違和感を感じてしまいました。これがすごーく残念・・・・うーん

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