弁護士らしい弁護士って? | 元弁護士赤井勝治の独り言

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 これまで、HPのコラムとして掲載してきた「独り言」をブログに移行しました。

 雑感などを、今までより、気軽にアップしていきたいと思います。

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 世間では、「弁護士」のイメージってどんな感じなのでしょうか?


 テレビドラマに出てくるような弁護士をイメージされている方も多いのではないかと思います。


 私は、弁護士らしくないと言われることが、しばしばあります。

 仕事を離れて、私服でいるときなどには、まず知らない人から仕事を言い当てられることはありません。


 その理由の一つは、見た目にあるのかもしれません。

 前職のときには、短髪で前髪をツンと立たせていましたが、弁護士になってからは、ヘアースタイルを変えました。

 少し長目の髪をオールバックにして、後ろで束ねています。

 弁護士登録をした翌年ぐらいから、この髪型にして現在に至ります。

 よく理由を聞かれるのですが、強いて言えば、自分の中で前職との切替をしたかったという程度でしょうか。

 顔は、自分ではあっさりしていると思うのですが、濃いと言われることもあります。少なくとも、今風ではありません。

 黒色のサングラスをかけて、黒っぽい服装をしていると、イタリアンマフィアだと言われたりもします。

 このような感じなので、クールビズが主流の昨今にもかかわらず、真夏でも必ず長袖のワイシャツを着て、ネクタイを締めるようにしています。

 これで、仕事ができなければ、なんだ?ということになるので、仕事は誠実にやらせていただいております。良い意味で自分自身に対するプレッシャーになっているのかもしれません。


 見た目以外で、弁護士らしくないと言われる理由としては、ざっくばらんなところでしょうか。

 関西風に言えば、「ベタ」な感じなのかもしれません。

 私としては、普通に会話をしたり、振る舞っているだけなのですが、私が弁護士だと知ったうえで、それでも弁護士らしくないと言われることが多いです。

 良く言えば、親しみやすいと思ってもらえているのだと、自分では善意に解釈するようにしています。