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石鎚山旧跡
三十六王子社石標調査
第35裏行場王子社
今日は石鎚山の頂上山荘に泊まり
曇り空で時々雨が降っていたのだが、ふと弥山にある第35裏行場王子社の
石標を見ていると不動明王に見えたのだ
見えたと言うかどう見ても不動明王
以前、石標調査に燃えている時は乾いていたせいかこの石標は、大日如来が
彫られてあるものと思っていたしそういう風に見えていた。
しかし今日の曇り空で暗く濡れた石標を見るとどうみても不動明王、もしくは
三十六童子かも知れない。
こうなってくるといろいろ考えた仮説も崩れてくる部分もあるのだが今更深追い
してもしょうがないのでとりあえず今日は第35裏行場王子社の石標は不動明王
だったと言うだけの事 (^_^)。
しかし最近になって薄々思っていたのだが結局石標のお地蔵さんの部分は
不動明王か三十六童子が彫られていると言う結論に至った。
この部分を彫った石工の違いで顔つきが違うものの全部不動明王
間違いなく言えるのは同じ不動明王でも顔や体の向き・手の位置などは石標に
よっては特殊な物がある事は間違いない。
曇り空で薄暗いがかえって顔の部分がはっきり見える
どうみても不動明王
この画像が今までずっと参考にしていた画像
この画像が今までずっと参考にしていた画像
どう見ても怒っている顔には見えない
もちろんこれ以外にも画像はあるが今日のようには見えない
天気の違いか明るさか・濡れているからかは分からないが
今日のように見えた事は一度も無い。
第35裏行場王子社の石殿と石標
しかし手を合わせた不動明王は始めて見る
天候の違いでこうも違って見えるものか
こういう石仏と言うものは
「濡れると見えない物が見える」
と言う事である