岡山県玉野市北方に石鎚山がある。
この石鎚山の事は読者の方からいただいた情報であり、山頂の片隅に崩れた石鎚
神社の祠があるとの事である、そして登拝口の発見も困難を極めたが何より登拝道
はそのほとんどが消え去り山頂に至るまでの工程は時期も悪く大藪漕ぎとなった。
登拝口は玉野市立東児中学校の南東にある玉野市消防団鉾立分団から北へ入り
奥の民家(廃墟)の西側にある、この登拝口は中学校東側にあるお墓に続いており、
お墓の先の登拝道は消え去り何となく踏み跡が残るも枯れ木をかき分け山頂を目指
す事となる。
135.4mの山頂には三角点があり山名は「石鎚山」この山名が無ければここへは来な
かっただろう、そして開けた山頂南端に崩れた祠を確認するも、バラバラに崩れ落ち
風化も激しく散乱している為、石鎚山と判断できるものは何も無かった。
今では石鎚神社の祠と判断できるものは何も無いが、ここを石鎚信仰の地と確信し、
霊峰石鎚山から持ち帰った御塩で清めすべての祝詞を奏上したm( _ _ )m
「やはり石鎚信仰はすばらしい」と思う経験であった。
玉野市消防団鉾立分団から入った所にある民家(廃墟)
民家左奥に石垣があり山に向って道がある、ここが登拝口
竹をかき分けて進むと
フェンスに当たり右上へ進む
獣除けの策を乗り越える
そのまま登って行くと
右上にお墓が現れる
お墓から上は道は無いので尾根筋を目指して適当に登る
途中見下ろせるところがある
所々道らしき痕跡はあるがすんなりは進めない
50m先にに石鎚山が現れる
最後の藪を突破すると
開けた山頂に出る
中央に135.4mの三角点
山頂広場の南の端に崩れた祠がある
これが石鎚神社の祠であるが
今では何も石鎚山と分かる物はなかった
崩れた祠はどの部分か分からない
ここからは南側の景色が見渡せる
「やはり石鎚信仰はすばらしい」
旅する石鎚信仰者