奉祝 建国記念の日

 

 211日は「建国記念の日」です。祝日法には「建国をしのび、国を愛する心を養う」と、その意義が明記されています。しかしながら、政府主催の奉祝行事は行われていません。ぜひ開催したいものです。安倍総理は、昨年に続いて今年も奉祝メッセージを出してくれました。政府主催の奉祝行事を開催するために、国民の皆様方のご理解とご支援をお願い致します。

 

 安倍総理メッセージ

http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/discource/20150211message.html

 

 戦前は、211日は「紀元節」として、国全体でお祝いをしていました。そもそも、その由来は、古事記・日本書紀によると、211日に初代神武天皇が奈良の橿原の宮で即位した日(辛酉年元日=紀元前660211)であり、すなわち、日本国が誕生した日を意味します。

 

●建国の精神とは

 

 日本書紀巻三には、次のように記載されています。

 「三月七日、令を下して言はれた。「東征についてから六年になつた。天神の勢威のお蔭で凶徒は殺された。だが周辺の地はまだ治まらない。残りのわざはひはなほ根強いが、内州の地は騒ぐものもない。皇都をひらきひろめて御殿を造らう。しかしいま世の中はまだ開けてゐないが、民の心は素朴である。人々は巣に棲んだり穴に住んだりして、未開のならはしが変はらずにある。そもそも大人(聖人)が制を立てて、道理が正しく行はれる(義必ず時に随う)。民の利となるならば、どんなことでも聖の行ふわざとして間違ひはない。まさに山林を開き払ひ、宮室を造つて謹んで尊い位につき、民衆(元元おおみたから=百姓)を安んずべきである。上は天神の国をお授け下さつた御徳に答へ、下は皇孫の正義を育てられた心を弘めよう。その後、国中を一つにして都を開き、天下(八紘)を掩ひて家(宇)と為すことは、また良いことではないか。見れば、かの畝傍山の東南の橿原の地は、思ふに国の真中である。ここに都を造るべきである」と。」

 

●日本の原点

 

 現代に生きる私たちは、政治・経済・社会等、各方面で課題を抱えています。「行き詰ったときは原点にかえる」のは、私たちの生活の知恵ですが、様々な課題解決のためにも、「私たちの国」という原点にかえることも大事ではないでしょうか。

 日本の建国の精神は、前述した日本書紀に記載されているように、「八紘為宇」の精神、八紘(天下)を宇()と為すこと、大家族主義です。明治維新は「神武創業の古に戻る」ことを目的としました。

 建国記念の日に当たり、建国をしのび、国を愛する心をもって、国民が一体となって、内外の難局に立ち向かう決意の日にしたいものです。

 

●文科省「道徳の教科化」のパブコメは35日まで。

 

詳細はこちらから

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=185000740&Mode=0

 

 

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