みなさんこんにちは、アカデメイアカレッジスタッフの柘榴です。
最近は週末ごとに積雪を心配してばかりですが、はてさて今週末はどうなるのやら…
1月期はおかげさまで順次順調にスタートしました
フフフ、実は今期は柘榴も授業を取ったんですよ~
なので!久しぶりに、柘榴の受講日記を書いていこうと思います。
今回、柘榴が受講している講座は、田口先生の「数秘学-西洋における『数』の思想と象徴-」です。
巷で数秘学と聞けば、誕生日の数字を合計して何とかナンバーを出したりするものと思うかもしれませんが、田口先生の講座ではそんなことは学びません!
別に一般的なあの数秘術というものを否定しているわけではありません!それが好きな方怒らないで…
しかし、ある「数字」に「意味」があり、それを占いとして使うのであれば、たんに「数字」と「意味」を覚えただけでは、なんというか、すごくゲーム的であっさりした印象が否めません。
大事なのは、その「数字」になぜその「意味」付けがなされているのか、を知ることではないでしょうか??歴史的視点ですね。
田口先生の講座は上記下線部を学ぶことができるのです
さて、早速1回目の講座の様子を簡単にレポートしましょう。
パンフレットによると1回目の内容は「基礎理論-数と文字のシンボリズム-」となってます。
噛み砕いて表現すると「数とは何ぞ?」という訳です。
数とは「言葉」であるということから始まって、具体的にその関係や性質のお話が続きます。
合間にぽろっとこぼれる「余談」にもアラビア語やヘブライ語など、幅広く深い知識が含まれていて、とても面白い!
語学的な知識は、例えば文法・語形変化や発音などは自分である程度調べればわかるものもあると思いますが、語源や他言語への意味の派生などはそもそもなかなか考えが及ばないものです。
学術的でとても硬い印象の強いテーマですが、神秘思想というのはどこかファンタジックな側面も存在します。
神と宇宙のカラクリというのはいつの時代の人間にとって普遍的なテーマなんでしょうね。
その「数字」(つまり言葉)にどのような思想や歴史があるのかを知ることによって「意味」がすんなりと自分に吸収されるのがわかります。
かしこさが上がった!的な。
我々が日常的に、何気なく使っている数や言葉にも深い意味や成り立ちがあるのですね。
今回は特に重要な「1」という数の意味やとらえ方などを色々な視点で解説していただきました。
次回以降は数字の解説をしつつ、その視点を踏まえて聖書の考察に進んでいく模様です。
久しぶりの講座は聴きごたえがありすぎて、80~90分があっという間ですよ