柘榴の受講日記 その14 | アカデメイアカレッジのスクールスタッフのブログ

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 みなさまこんにちは、アカデメイアカレッジスタッフの柘榴です。梅雨入りしたとは聞きますが、なんだか雨降りませんね??雨降ってくれないと後々の水不足が心配ですバッド(下向き矢印)


 えー、本日は受講日記シリーズです。レポートする授業は、おなじみ(?)の田口先生の「原典で辿る錬金術の歴史、中世編」の3回目です。


 原典で辿る、との講義名の通り、この「中世編」では中世の錬金術師たちの著作を読み進めています。錬金術の本場アラビアと、中世ヨーロッパの錬金術師の著作が中心です。何度も言いますが、原典で辿っています。入手困難な資料に触れることが出来て、先生が解説を入れてくれますぴかぴか(新しい)


 こういったマニアックなテーマは一般ではあまり書籍も出回ってなかったり、あったとしても資料は高いわ難解だわ外国語だわ、独学にはかなり限度がありますねあせあせ(飛び散る汗)こういうテーマで講座があるって言うのは、ありがたいことです。


 そんなこんなで英語の文献を読み進めています。・・・う~ん、電子辞書もってくればよかったかも??たらーっ(汗)今読んでいるのはラテン語を忠ー実に英訳した文章だから、読みにくい英文だって先生おっしゃってました。


 ・・・とにかく忍耐力がない人は錬金術をしてはいけないそうですあせあせ(飛び散る汗)おお、柘榴にはムリだどんっ(衝撃)


 もっと色々と書いてありますが、とにかく文献については、日本語訳されているものでも、訳者が解釈やニュアンスを間違って訳している場合もあり、奥の深さを感じます。


 もっとも錬金術の著作と言うのは日本語であれ英語であれ、はっきりとは記述しないものなので、結局は難解な事に変わりがないのです。その理由は過去の受講日記でも何度か書いていますが、昔は錬金術と言う学問はごく一部の人にのみ許されていた学問だったからです。


 内容的には所々占星術とリンクしているところも見受けられます。惑星と金属の性質や対応など、関連がありますからね。昔のお話なので、ここでいう占星術とは古典占星術なのですが、当然モダン占星術に関連していることも多く、占星術を違った視点でとらえられて新鮮です。


 古人がいみじくも語った「学問はつながっている」と言う格言を実感しますぴかぴか(新しい)