あなたに関すること | 茜の話

茜の話

恋愛に性別は関係ありそう。

教えてほしい。

今、すごく教えてほしいことがある。

 

前回のブログから大きく前進し、私は次へ進むことができた。

それはすなわち、周囲の環境や人とお別れすることでもある。

 

喜ばしいことだ。

けれど同時に、少し寂しい。

 

 

以前の会社で好きだった人には、結局告白もせずにお別れすることになった。

最後に飲みに行きたくて、初めて誘ったのに実現せず、お昼だけ数人で食べに行ったのだ。

そしてせめてと思って、手紙を書いて渡した。

 

その夜、私が無理やり渡したメールアドレス宛に期待すらしていなかったメールを送ってきてくれて、またその内容を読んで夜中に大泣きしたのだ。

彼女は私の言いたいことが分かっていて、私の欲しい言葉をくれた。

それは恋愛の話ではなくて、私という人間の話。

 

 

そうしてあの時、私は好きな人とお別れをした。

 

今は、あの頃抱いていた恋愛感情と違うけど、でも確実に好意を抱いている人がいる。

またお別れをしなくてはならなくなった。

そしてそのことは誰よりも早く伝え、一番に報告したことも伝えている。

 

彼女はどう思っただろうか。

その目はとても分かりやすい、といつも思っていた。

 

けど、実は怖くて、ちゃんと彼女の目を見ることができなかったのだ。

 

「寂しくなる」と言っていた言葉は社交辞令、よりももう少し感情はこもっていたように思う。

私も寂しい、と伝えた。

何が、どうして寂しいのか、本当のところは伝えていないけど。

 

 

あとどれくらいの時間、一緒に過ごせるのだろうか。

 

私は彼女と多くの時間を過ごした…とも言い難い。

けれど、きっと私と彼女は他の人とは違う話題について盛り上がったり、違う感覚で時を感じていたのではないかと、半分自惚れだろうけどそう信じてる。

 

 

勇気がないから踏み出せない。

一度踏み出したのに、うまくいかなかったから怖くなってしまった。

 

彼女と私は同じ価値観の部分もあるけど、全く違うところもたくさんある。

長く深く一緒にいるには難しい。きっと。

 

だから、でも、もっと知りたいのだ。

教えてほしい。

何かを教えてほしい、そして共有したい。

 

これが恋であるのかどうか、自分では判断できない。

大人の恋が分からない。

 

分かっているのは、このままでは寂しさばかりが残るだろう、ということ。

きっとお別れしたら、一生会わないのだ。

継続的に会いたいのかは、やっぱり自分でも分からないけど、せめてもっと楽しい時間を共有したい。

 

どうやって彼女に伝えればいいのだろう。

分からない。

彼女はどう思っているのだろう。

 

このままではあっという間に時間が経って、終わりがきてしまう…

 

とても寂しい。

どうすればいいのか、教えてほしい。