それではツルおやじについてです。

本当は前回 それについて書くつもりだったんだけど...

(全然違うじゃないか)

ですから例によって脱線したまま戻れませんで...

(↑脱線暴走車サル太郎)

イライラしとるんだ、ほっといてくれ。

休みなのに何でこんなに仕事せんとならんのだ。うがー!


それでツルおやじですけどね。

何でもやはり組織的な選挙不正があったそうで...

実際の得票率は10%ほど低いらしいとか。

それでも当選は当選だけど。

滅茶苦茶なバラマキ公約といい、なりふり構わずという感じですな、今回は。


そんなことしなくても、当選が運命づけられていただろうに。

ツルだから。

(...)

それとも他の候補者の中にもツルがいたのかな?

(...何が何だか分からないという人は、前々回 から遡ってフサツルの法則を勉強して下さい)


何にせよこの先はイバラの道。

前回大統領在任中は天然資源の高騰に助けられたが...

何と言ってもロシアは資源大国だから。

でも今回は...

世界経済の様相は全く違うし、選挙不正に対するデモがまた起こる可能性も大だし、2期12年は到底無理でしょうな。


大体バラマキ公約で政権をとった者がどうなるかは我々日本人がよーく知っている。フッ

いや威張れる話じゃないが...

財源がないのに政権奪取の為に無茶苦茶なこと言いおって。

それに期待した方もバカだが。

(おまえはどうなんだ)

何としても腐りきった自民党政権を終焉させたいと思ったのだ。

そしたら民主党は腐る前に中ががらんどうだった...

政治家になりたいだけでなったような小者の集まり。


枝野氏とかまともなのも少数いるけど。

(その枝野氏をバカ扱い したのは誰だ)

それは私です。

でも完璧な人などいないのだから幾ら経済に関してバカでもそれだけでバカ扱いはちょっとひどかったと反省...

というか、他がバカ過ぎるせいか、あの人はまともに見える。

経済に関してバカなのに経産相というのは怖いが...

(↑結局言いたい放題のサル太郎)


マスコミがバラマキだと批判しておきながら、できないとなったら公約違反だとこれまた叩くのも「どっちなんだよ」と言いたくなる定見のなさではある。

元々無理なことだったんだから。

まぁバラマキ以外の件でまで掌返す政策となると、「いい加減にしろよ」と言いたくなるが...

そういういい加減なことばっかりやってて務まるのが政治家なんだなぁ。

浅知恵の名古屋市長 もそうだけど、やっぱり政治家ってバカでもなれる貴重な職業たと思う。


で、フサツル家のツルおやじですけど。

(...フサツル家?)

あれはバカではないな、恐らく。

まぁバカなら情報員(KGB)なんぞにはなれなかったろうし。

でもCIAって結構バカらしいけどな...

よく知らんけど。

国民性からいくと納得できる、何となく。

(...)


何にせよツルおやじはバカでないから余計に怖い。

いやバカより怖いものはないとも言うが...

あのオヤジは狡猾そうだ...

権力亡者みたいな所もあるし。

今のフサさんの方がまだマシだと思うんだけどな。

(...フサさん?)

またの名をメドベージェフともいいます。

もうちょっと頑張って欲しかったな...

結局ツルおやじに抗いきれず...


このフサが昨秋ロシア大統領としては初めて国後島を訪問したことで、日本に対して次期ツルより強硬と見る向きがあるが...

更に次期ツルは以前1956年の日ソ共同宣言と1993年の東京宣言を認める発言をしていることや、最近もあたかも日本と北方領土問題に関して真剣に話し合う用意があるような発言をしていることで、またも日本政府内外での期待が高まっているようだが...

全然当たってないと思う。


フサ君の国後島訪問は全くの国内向けのポーズ。

多分まだ当時は大統領職を2期務めたい思いがあったのだろう。

領土問題で強硬な姿勢を見せることで、国内の地盤を固めたかったに過ぎないと思う。

中身はツルおやじの方がもっと強硬だよ。

それで返すわけないじゃないの。


何度思わせぶりな言動に引っ掛かれば気が済むんだろう、日本政府は?

本っ当にバカしかいないのか?

学習能力ゼロじゃないの。

(...と学習能力のないサルに言われる政府って...)

それとも戻らないのを承知で国民向けにポーズをとっているだけか?

その方がよほど納得がいくが...


ロシアが思わせぶりな、でも実は何の実体的意味もないことを言い出すのは、決まって経済的な支援や協力が欲しい時。

今度も無理なバラマキで立場強化する為にも経済的な成果が必要だからじゃないの。

(馬の鼻先ニンジン)

例え!万が一!返還するとしても2島までとツルおやじがはっきり言ってるじゃないの。


でもその2島だって返還する筈がない。

特に今回寄って立つ地盤が弱くなっての再登板で、そんな危ない橋渡ると思うのか?

何処をどう考えたらそういう根拠のない期待を抱けるのよ?

乗せられては経済的な旨みを与え続け、その内日本は国力も衰退し、もう用はないと領土問題も立ち消えにされるのだ。


この問題で最も現実的な方法は、以前ロナルド・ドーア氏が新聞に書いていたように、国際司法裁判所(ICJ)に提訴することと、ICJのあり方にまで踏み込むことしかないと思う。

勿論、今のままのICJでは幾ら提訴しても無意味だ。

ICJは双方がICJでの解決を承諾しない限り管轄権を得られないから。

これってつまり裁判になると困る側、裁判なしの方が都合が良い側に著しく有利ということ。

言ってみれば弱肉強食、力のある者がやりたい放題の国際政治社会をそのまま反映している。


国際刑事裁判所(ICC)は強制力あるのにさ。

起訴されるのは個人で、しかも強国の指導層が起訴されることはまずないから。

本当に汚いなー、国際政治社会って...

あ、でも何処の社会も似たようなものか、現実には。


だからこそ!

日本はまだ多少の発言力がある内に、ICJ改正の声を上げるべきなのだ。

何か領土返還まで程遠い道のりだけど、これまで何十年と乗せられてはバカを見るを繰り返してきたことを思えば、よほど合理的な道だ。


その結果返還されるかどうかはともかく、最もまともなやり方だろう。

と私も考えるようになっていたので、このコラムを読んだ時は我が意を得たりと思ったものだが...

ドーア氏がこれを書いた際、凄い数の批判が寄せられたらしい。

他所者が勝手なことを、といった類のものも少なくなかったらしい、悲しいことに...

何故こうも島国根性なんだろう?

ドーア氏の知日ぶりは並の日本人の比じゃないぞ、はっきり言って。

日本のことを真剣に考えて、だからこそ言ってくれたのに...

幻のニンジン追いかけてパカパカ走らされてるバカな政府より余程まともなのに...

現実を見ろ現実を!


特にあのツルおやじは要警戒だ。

「ツルの恩返し」なんて昔の話。

(ツルの恩返し...?)

あの狡猾なるツルおやじは言質を与えず匂わせるだけ匂わせて、貰うもの貰ったら後ろ足で砂かけて去っていくタイプだ。

ツルが皆善良とは限らないのだー!


本日の昔話でした。

(...)