こんにちは、ミューズ カバ太郎です。
(まだやってたのか...)
いえね、今日は弟分をご紹介しようと思いまして。
その名も...ミュージ君!
だから弟分なんです。
(↑名前のこじつけ以外何の接点もない)
では昨日のコンサートについてと参りましょう。
実はこれは...昼間のコンサートでした。
(にゃに?)
いやですから昼間の...
(平日の昼間からコンサートに行ってたと、こう抜かすか、おのれは?)
ランチタイムコンサートだもん。
(そういう贅沢を)
タダだもん。
(あ、なるほど)
...言っとくがタダだから行ったんじゃないぞ。
タダのランチタイムコンサートなぞあちこちでやってるわい。
その殆どがパイプオルガンだけどね。
パイプオルガンてあまりに音が仰々しくて今一なんだよね。
ギョウギョウした音だから似合う曲も限られるし。
(ギョウギョウした音?)
バッハのあの有名な「トッカータとフーガ」とか「小フーガト短調」とかは結構好きだけど。
でもあまりにも仰々しい、ギョウギョウした音だから続けてギョウギョウギョウギョウ聴いてると嫌になってくるというか、もう結構というか...
(ギョウギョウギョウギョウうるさい)
ほらね、こうなるんです。
(...)
だからパイプオルガンのコンサートはタダでも行く気はしないなー。
オルガニストの皆さん、ごめんなさい。
やっぱりピアノですよ、ピアノ。
そう、昨日はピアノリサイタルだったんです。
でもそれだけじゃないぞ。
曲が決め手だったのだ、曲が。
でなきゃ幾らタダでも誰があんな僻地に行くか。
(...僻地?)
トッパンホールだったのだ。
行かれる駅は多かれど、そのどれからも徒歩10分前後。
最短の江戸川橋からでも8分。
立地の悪さはNHKホール並みだな。
だがNHKは原宿から行けば景色がいいし、渋谷からなら西武だのパルコだのと歩くにつれて景色が変わるから退屈しないで済む。
(景色?)
トッパンは...江戸川橋からだと...何とも単調。
いや短調は好きだが。
しかも小さくてなー。
12時前に着かん奴は入れてやんねーぞとか何処かに書いてあったので頑張ってぎりぎりに着いたらもうほとんど満席で...
まぁその割にいい席とれたけど。
1階席しかないその後方のステージに向かってやや左。
これってピアノを見るには絶好の角度なのだ。
...は良かったが...
うがー!!
何という客のマナーの悪さ!
あの狭い所で...いや席自体は広めで良かったが。
人数だって限られてるのに...
ついぞ1度も完全なる沈黙がなかった。
うがー!!!
小さいホールだから全部演奏者の耳に届いてるぞ、あれ。
何という失礼な!
ばかものー!!!
まぁそうだよなー。
平日の昼間からコンサートに来られるような奴なんて、普段社会のマナーなんぞと無縁の家でゴロゴロしてる連中なのだろうな...
(おまえはどうなんだ、おまえは?)
私は別。
万難排して行ったのだ。
(万難というと...またぱんつに問題 が?)
...誰がパンツの話をしている!
ミューズですもの、弟のリサイタルには行かねば。ほほほ
「...」(←弟呼ばわりされたミュージ君)
でね、決め手の曲ですけど...
これがもしモーツァルトとかシューベルトとかだったら、やっぱりタダでも行く気なんか起こらなかったと思うのね、あんな僻地。
(僻地、僻地と...凸版印刷から文句が来たらどうする)
別に構わんが...
大体社屋内に作るなよ、コンサートホールを。
タダでありがたいはありがたいが、でも何故タダなんだろう?
やっぱり社の宣伝も兼ねてるんだろうな...
あと社員の情操教育とか...?
昼だから多分社員の人も多少は入れるんじゃないかな?
大企業は悠長でいいね...
(昼から行って恩恵受けたくせによく言う)
いやあまりにマナーの悪い客ばかり(?)集めたことに腹が立って...
(何も意図的にではないだろうに...)
サントリーも勿論本社の宣伝兼ねてに決まってるけど、ホールはホールで独立してるし、規模が違う。
タダなんて、ランチタイムのパイプオルガン位しかやってくれないし。
で、曲ですが...
決め手だったのだ、これが!
(だから早く言わんか!)
全部リストね。
といっても3曲しかないけど。
ランチタイムですからね。
30分ほどのリサイタルだったんですよ。
(↑30分の為に僻地に出かけたカバ)
で、曲ですが...
(だから早く言えと言ってるだろうが!)
実は今年はリスト生誕200周年なのに、何故リストだけの特集コンサートがないのか?
と思ってたんですよ。
しかもよく考えてみると、リストの曲って殆ど生で聴いたことがない(!)
驚いたことに。
この間のつまみ食いコンサート が初めてだったんじゃないかな?
あれだってリストだけに絞ってなくて頭に来たばかりかコンブダシの恐怖 にさらされたが。
更にあの時末永君の「死の舞踏」 を聴いてもう1曲どうしても聴きたくなった曲があったのだ、実は。
それが...ちょーんちょんちょんちょんちょんちょん...
(↑末永君を思い出すと拍子木が出てしまう)
リストの...
(リストだってわかってるんだよ!勿体付けとらんでさっさと言えー!はぁはぁはぁ)
何を興奮してるんだろう?
(...)
「メフィスト・ワルツ」ですよ、勿論。
(何故、勿論...)
これってスグロス君が弾いたのをラジオからテープに録った以外他の誰が弾くのも聴いたことないんだよね。
「死の舞踏」も末永君までそうだったけど。
今回ミュージ君が弾くのを「見て」納得。
何故?
ふっふっふ...
それは明日のお楽しみ。
(って、ミュージ君の紹介になってないじゃないか)
あ、そうでした。
金子三勇士君といいます。
これでみゆじと読むそうです。
絶対musicをもじっての名前だよな、これ。
ということはやはり親の敷いたレールを歩いたのだろうけど...
田村ゲタ君 のような例もあることだし、
(田村響!)
最初から偏見もっちゃいけないと思う今日この頃。
まぁわが弟も(...)まだこの先どう化けるかわからんのですけどもね。
ただ将来性は買いますよ、あれだけのテクニックとパワーがあれば。
ということで、明日ー♪