先週末で、第4回港区議会定例会、終了しましたー!
もう少し早くブログ記事をアップしようと思ったのですが、娘が具合悪くて、学校休んでいて、毎晩、咳き込んで眠れないので(おかげで、こちらも眠れない。。)、もうぐったりです 絶対、うつるし。。
病院行こうにも、行きつけの病院は「先生が入院したためしばらくお休みします」の張り紙で、近くの小児科は「予約でいっぱいですー」で、別の小児科行ったら、待合室にはチビッコが溢れ、先生は憔悴しきってました。。
これだけ病気の子供が溢れているのを見ると、「病児病後児保育、大丈夫かしら??」と心配になってしまいました。
港区では今年度から、訪問型病児病後児保育(病気の子を見てくれるベビーシッター)の半額助成を始めています!
(みんな「知らなかったー」というので。保育園ごとに保護者に周知の文書を配ってもらったら良いのでは?と提案したのだけど。子供が具合悪くても、会社休めなくて、悪化しちゃったり、周りにうつしちゃったりするのを少しでも防げれば、と。)
詳細は、こちらです。→ http://www.city.minato.tokyo.jp/hoikusien/houmon-byouzi.html
小学校6年生まで対象です!
全然、関係ないのですが、今日の午前中、南青山で打ち合わせがあって、超渋滞してるなーと思ったら、すごい事故が起きていてビックリでした。最近、こういう事故が多くて、怖いですね。。
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恒例の区役所幹部と会派の記念撮影
今回は、新しく企画経営部長に就任された安田部長が、議会終了後の控え室の挨拶回りに初お目見えだったので。
来年6月に急遽開設予定となった「五色橋保育室&学童クラブ」などの補正予算を全て可決しました。
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なんだかバタバタしていて、保健福祉常任委員会の視察の記事を書き損ねてしまいました。
「都営北青山三丁目団地建て替えに伴う保育園と児童館の整備予定地」
計画については、以前記事に書いています。→ http://ameblo.jp/aizeye/entry-12220799430.html
目の前が区立青山保育園なので、工事の安全対策についての陳情が保護者の方々から出されていることもあり、状況確認。
「麻布いきいきプラザ改築予定地」
こちらの元麻布3丁目の「麻布いきいきプラザ」は、仮設のままでもう11年目。
旧麻布保育園敷地内に、この仮設の施設が建てられているのだけど、肝心のこの旧麻布保育園が、診断の結果、工事をしたら裏の民間所有の崖地が崩れてきそうだということで、手がつけられないまま廃墟となっている。。近隣の角地も区が購入して、更地のまま「港区管理地」という立て札がされているので、よく「あの土地どうなってるの?」と聞かれます。
でも、このたび、数軒隣にある東京都から借り受けている土地にある「みなとリサイクル清掃事務所」の使途制限(リサイクル拠点以外は認められていなかったようで)が平成32年に緩和されるということで、この清掃事務所を建て替えて、ここに新たな「麻布いきいきプラザ」と「みなとリサイクル清掃事務所作業連絡所」を作る計画になりました。
毎日、通勤で前を通っているのに、どういう施設なのかよく知らなかったこの施設。
初めて、中に入らせていただきました。
赤坂麻布地区のゴミ収集車が、港南の清掃工場に運ぶのにゴミを別のトラックに詰め替えたりする中継地点となっているそうなのですが、ほかにも、シルバー人材センターが請け負っている違法駐輪の自転車リサイクル拠点などにもなっていました。
平成32年〜33年度に既存建物の解体、改築工事で、平成34年5月開設予定です。
工事期間中は別の場所に移らないといけないので、その場所は検討中だそうです。
これで、旧麻布保育園の敷地一帯の整備計画も本格的に進む、はず。
「放課後等デイサービス ハッピーテラス芝浦教室」
お子さんの発達支援を行う「放課後等デイサービス」。
数年前、発達障害を持つ多くの保護者の方々から、「港区内にも受給者証が使える療育の施設をもっと増やして欲しい」という陳情を受け、誘致に力をいれて欲しい、と区にお願いしていたのですが、この数年でたくさんできて、利用者も急増しています。
「放課後等デイサービス」は、スポーツ療育に特化した施設や、コミュニケーション力に力をいれている施設など、施設によっていろいろ特色があります。小学校からの送迎バスがあったりとか。
こちらの「ハッピーテラス」では、各小学校や教育センター、子ども家庭支援センターなどとも連携がしっかりとれているようでした。
学校と療育施設と担当医と、一人の子をチームで支える体制がとれていることが大事だと思うので、それぞれの機関の連携がとても重要だと思うのです。
日本では発達障害のお子さんを、自立に向けて支援する体制が遅れていると言われているけれど、少しずつ社会の理解も進んで、前進してきているように思います。
そこには、関係者や保護者の方々の、大変な努力があるわけなんですが。そして、まだまだ課題はあるのだけれど。
本人が生きづらかったり、保護者が育てづらかったり、いろいろ悪循環に陥ってしまうところを、専門家の手を借りて、いろいろな関係性を改善させていくことで、その子の将来の自立を手助けしていくことは、本人にとっても社会全体にとっても、とても大事なことだと思います。
社会的支援の必然性という意味においては、これからの日本社会の労働力不足と、産業構造の変化でコミュニケーション力重視の社会となったこと。そういう意味で、これまで労働市場から排除されてきた女性と高齢者が入りやすくなり、コミュニケーション障害のある人たちが「社会問題」のようにクローズアップされてくるようになったのだろうと思います。かつてのように肉体労働がメインの産業構造だったら、こんなに「発達障害」はクローズアップされていないはずだし、逆に肉体面でハンディキャップのある女性や高齢者は、産業構造が変わった今、「いかに労働市場に入ってもらうか」が課題になっているくらいなので。
だけど、「発達障害」という言葉がイマイチ引っかかって、発達に凸凹があるという意味なのだけど、その尖った部分は、すごい「才能」なのであって、ギフトなのだから、そちらを伸ばしていく支援がまだまだ足りないんじゃないかなー。特に教育界で。時代は絶対にそっちなのになー。「障害」とか言っている時点でダメだよなー。
と思っていたら、今日、お会いした方が、まさにそういう事業を立ち上げようとされている方で、いたく感銘を受けてしまいました。
「Branch(ブランチ)」というサービスで、アスペルガー症やADHD(注意欠陥・多動性障害)などの発達障害児と、その子供達が興味を持っている分野の学生や専門家などをマッチングさせ、発達障害児の才能を伸ばすWEBサービスです。
→ https://www.makuake.com/project/branch/
発達障害のお子さんに限らず、広く子供たちの才能を伸ばしていく事業になれば、社会の「発達障害」の捉え方も変わってきますよね、という言葉になんだかすごく希望を感じてしまったのでした。