棋譜を調べてみたところ | 法友(とも)へ

法友(とも)へ

ブログの説明を入力します。

中学生対ひふみんの対局の棋譜を調べてみた。

 

結論から言ってしまうと平凡だな。

 

正直、がっかりした。

 

単にひふみんが弱かったから負けただけ。

 

そんな感じ。

 

 

8五飛はそんな不思議な手には見えない。

 

確かに、ひふみんから5四歩と打って攻めてくるのが見えているが、自分から歩を打って守るのは謝る格好でプロなら嫌う手だ。

 

それなら手番を生かして攻めの手がかりを残しておき、ひふみんに歩を打たせてそれを取り歩切れにさせるのが大きい。

 

 

そして実際に、この歩得・駒得で中学生がリードしたまま終盤を迎えている。

 

羽生も渡辺も、その他のプロ棋士も、8五飛に驚いたなんてどうかしている。

 

それよりも問題は83手目の6四角打。

 

これがひふみんの敗着だろう。

 

ここは6一角と飛車取りに打って、飛車が逃げたところで3四角成りと玉頭から迫れば、まだ勝負はどうなるか分からなかったのではないだろうか。

 

 

しかし、ひふみんもどうかしているな。

 

8六桂と打たれたところで、素人目にも勝負はついている。

 

そこから先、プロが寄せを間違うはずがない。

 

まあ、今後の対局に期待するしかない。