研修ビジネスは景気のバロメーター!! | おはようおじさんのチョットひとこと。

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日々のことをちょっと一言。
…二言、三言になるかもしれませんが。

 

最近、日経新聞を読んでいると、

新しい研修サービスが次から次へと紹介されています。

 

大手社員がベンチャー企業に週1回出向するなどの

他社留学型の研修も流行っているようです。

 

 

私は創業して27年に成りますが、

開業10年位までは、

企業の社員教育のお仕事を頂く事が多く有りました。

 

サービス業の経験から、

接客研修、電話応対のビジネスマナー、そして、

動機付け・モチベーションアップ研修等々を実施させて頂きました。

 

 

 

 

外部講習やコンサルタントを招いて、

自社に無い技術や知識を身に着ける事は

効率的で役に立つと思います。

 

 

しかしそれ以外の、

動機付け・モチベーションアップ研修等々の社員教育は、

外部のセミナーに参加し、外部講師に任せるより、

自社で勉強会を開催する、

もしくはon the job training(仕事を通じての教育)

レベルをアップする事が一番大事だと思っています。

 

何故かと言うと、外部で研修を受講してきた当人と、

受講していない社内の他の社員とでは温度差が有るからです。

 

 

 

 

優秀で競争意識の高い大企業ならいざ知らず、

数百人以下の中小企業では

モチベーションの高い社員は限られています。

 

研修後、会社に戻った受講者が、

社内の覇気の無さに嘆き、

受講前より却ってやる気が無く成る事も少なく有りません。

 

中小企業が研修に参加する場合は、

毎年恒例の如く続け全社員が受講する位の勢いが大事だと思います。

 

 

 

 

只、中小企業の研修の継続は企業の景気に左右されます。

 

研修ビジネス繁忙状況は景気のバロメーターなのです。

 

 

景気が悪い時こそ、

動機付け・モチベーションアップ研修が必要なのに、

景気が悪くなると中小企業の研修参加は激減するのです。

 

 

 

 

継続は力。

 

 

 

研修は続けることが大事

であることをお忘れなく。

 

 

 

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