士業にとっての心理系資格のメリット | 弁護士 井上洋一の資格道~108の資格を超えて~

弁護士 井上洋一の資格道~108の資格を超えて~

2019年に宿願の108資格を達成しました!
2023年9月に200資格到達。
愛知の町弁が、資格の力を駆使して悪を斬るため、様々なライセンス取得を目指します(現在218)。

来週18日にと迫ったカラーコーディネーター検定。

 

色彩の勉強をしていても、心との関係の重要性を感じます。

 

 

 

ところで、われわれ士業のメインスキルは、法や経済などの社会科学系のそれなので、心に関するスキルは低いです。

 

そもそも、皆生まれながらに自分の心を持っているせいか、他者の心までも我流で処理してしまいがちです。

 

しかし、自分と他者の心のあり方は異なるので、我流では押し付けになってしまうことが多いです。

 

 

 

こと、依頼者の困り事を扱うことが多い士業にとって、心に関するスキルの向上は不可欠でしょう。

 

依頼者にとって必要な支援を行うためには、彼らの感情や気持ちを整理し、適切なニーズをくみ取らなければなりません。

 

一方、不安でいっぱいの依頼者に対しては、そのリスクを煽れば簡単に受任をすることもできます。

 

しかし、そのようなブラックなやり方は職業倫理に反します。

 

また、ニーズのミスマッチが起こり依頼者とのトラブルを抱え、ゆくゆくは自らの首を絞めることにもなりかねません。

 

無自覚に、リスクを煽って受任率を上げる手法を使っていないでしょうか?

 

そんなことにならないためにも、心理系資格で心のスキルを身に付けることが有効です。

 

 

 

さて、そうはいっても、臨床心理士や精神保健福祉士などは、受験資格を得るために長期間の通学が必要なので、士業がダブルライセンスとして取得するのは大変です。

 

そこで、士業にとってのオススメは、産業カウンセラーや心理相談員です。

 

 

 

今回は、中央労働災害防止協会の心理相談員のご紹介。

 

私も、次年度から中部心理相談員会の役員を仰せつかりましたので、少し心理相談員のお知らせもしたいと思います(^_^;)

 

 

 

たとえば、6月18日にも、このような研修会が開催されます。

 

私は、午前にカラーコーディネーターを受検して、午後から参加する予定です。

勉強になりそうな研修でしょう?

 

私は、労働安全衛生法関連の資格である第一種衛生管理者、衛生工学衛生管理者を取得する過程で、この心理相談員資格を知りました。

 

心理相談員養成研修を受けたことで、随分と視野を広げることができたと思います。

 

公式サイトはこちら→中央労働災害防止協会

 

 

 

心のスキルに開眼したことで、士業としての仕事も気楽かつスムーズにできるようになってきました(これが一番大きいですね(苦笑))。

 

心理相談員は、研修期間も短期なので、士業にとっても取っつきやすい資格です。

 

興味のある方は、検討してみてください(*^_^*)