こんにちは、先日、ブログでお知らせしましたが


アメリカでテレビアカデミー賞を受賞し

エミー賞にノミネートされている

7人のダウン症がある青年たちの

生活に密着したリアリティーショー

BORN THIS WAY のシーズン2

が始まりました。







日本では見られないと思っていたのですが、

なーんと!!!!

放送会社のA&EがFacebookに

初回の放送を全編アップロードしてくれています。


Hurray!!





ぜひ、こちらのリンクからみてくださいね。

↓ ↓

https://www.facebook.com/BornThisWayAETV/videos/1040507452693244/?pnref=story

最初の方に7人からのメッセージがあります。

We are seven friends,
each unique,
but one thing in common.
Down Syndrome.
But, that does not define us.
This is OUR story.



私たちは7人の友達です。
それぞれが個性的ですが、
一つだけダウン症という共通点があります。

しかし、ダウン症があるという事実は
私たちが「何者であるか」ということの
説明にはなりません。

これは「私たちの」話なのです。

(ダウン症のある人達の話ではないということ)


また、あるご両親が言います。


"Down Syndrome play their minor part of their lives."
「ダウン症があるという事実は、
彼らの人生においては、ごく小さい部分にしかすぎません」



なぜこれが冒頭でのメッセージになっているかというと、

おそらく世間のイメージって

     ダウン症のニコくん

なのだと思います。

ダウン症があることが、ニコのすべてのように捉えられがちです。


でも実際は

ドキドキ音楽が大好きで
笑顔が可愛くて
大切な最愛のニコ
ドキドキ

にはダウン症がある

なんですよね。


知れば知るほど、ダウン症というのは

その人を説明するたくさんの事実の中の

たった一つでしかない

ということが分かってくるんです。


ダウン症があるということ以前に

それぞれが個性豊かな一人の人間だという、

当然すぎるほど当然でありながら

なぜかあまり知られていない事実が

メッセージになっているのです。


さらに、他の両親が言います。

子供にdisabilityがあると分かった時、
生まれる前に想像していた
「ハーバード大学を出て医者になって」というような夢は
失われてしまったけれど、
実際は、違う夢が待っていました。

その違う夢は、子供が生まれる前には
想像することができないようなものなのです。



私も以前のブログに書きましたが

最初にニコにダウン症があると聞いた時は

ニコの未来が奪い取られたような気になりました。


でも、それは、ただの勘違いで、

実際は何一つ奪われていませんでした。

ニコは、可能性に満ち溢れているし

夢もあるし、希望もあるし、

将来を想像するとワクワクするし、

何よりも、幸せに生きることができるんですよね。



さて、このSEASON2 のストーリ1では、

それぞれの”今”が展開されています。





ショーンは

シーズン1では「僕は女性が大好き!」と豪語していて、

スペシャルオリンピックで多くのメダルも取っている

スポーツマンでもありますが、

「メダルと交換できるなら、可愛い子ガールフレンドが欲しい」

というほど、ガールフレンドを探し求めていました。





シーズン2では「もう女性大好きというのはやめる。

結婚したいんだ」といいだしています。

どうも、好きな子が出来たみたいです。





クリスティーナは、

シーズン1でボーイフレンドのエンジェルと婚約しました。





シーズン2では相変わらずステディで、

12月には結婚式をする予定を発表していました。





スティーブンはガールフレンドが欲しいのだけど

好きになるのはダウン症のない人ばかり。

デートに誘ったことはあるけれど

相手が反応に困っているものを見て

それ以来、デートに誘うのさえ臆してしまうみたいです。

恋愛に奥手で、踏み込んだコミュニケーションに

戸惑いを見せています。

親からはら「同じ立場の女の子だったら

もしかしたら共有できるものが多いかもしれないわよ」

と視野を広げるようにアドバイスを受けていました。






我らがエレナちゃんは、そんなスティーブンが気になっているみたい。

彼女は気持ちに素直なのが魅力です。

スティーブンにまっすぐ向かっている姿が素敵でした。





前回のブログの動画で 「僕たちはみんな人間なんだ」

と話していたジョンは、ラッパーなんですよ。





それからシーズン1のテーマとなっていた

DON'T LIMIT ME

(ダウン症があるからといって、私の限界を決めつけないで)

を生みだしたのはメーガンです。





この動画を見たことありますか?





BORN THIS WAYより随分前に

彼女のスピーチがyoutubeに投稿されていて、

その力強い言葉にすごく感動したのを思い出しました。


学校の先生たちに向けて話しかけたもので

どうやってクラスに受け入れて欲しいのか

堂々とスピーチをしています。


Don't limit me by teaching me to depend on others.

Teach me to be independent.

他人に頼るように指導することで、私の可能性を制限しないで。

私があらゆることが自分でできるように、教えてください。



彼女は美しい色彩の染物をつくっています。

その様子がシーズン2で見られます。

彼女のウェブサイトはこちら。



MEGOLOGY
http://megology.com


エレナさんのお母さまから

メーガンの作ったスカーフをいただきました。

すごく素敵な色彩です!

よくニコが頭からかぶって遊んでます。





メーガンの所は、母子家庭みたいです。

父親が不在なことの苦悩も描かれていますし、

母親として精一杯出来る限り

娘の夢を応援している姿にも胸打たれました。


我が家もシングルマザーなので

将来のニコのことを考えてしまいました。





最初のメッセージの通り、

これはダウン症のある人たちの話というより

個々のストーリーなんですよね。

誰もが共感出来る部分があると思います。

ぜひ、ご覧になってみてください。

そして、ぜひぜひ感想ください!!


ストーリー2以降もFacebookにアップしてもらえるように

エレナさんのお母さまからお願いしてもらっています。


続きが見たいなぁ。



ーーーーー

Buddy Walk Tokyo 2016

2016年11月13日(日曜日)
メイン会場:渋谷区・宮下公園




公式のFacebookページ「いいね」して、フォローお願いします。

https://www.facebook.com/バディウォーク東京-Buddy-Walk-Tokyo-528315060702632/?pnref=story


ーーーーーーーーーー

にほんブログ村 子育てブログ ダウン症児育児へ
にほんブログ村



いろんなダウン症のある子供を育てている方が

ブログをやってらしゃいます。

クリックしてご覧ください。


当ブログに掲載されている画像や文章を、無断で転載しないようお願いします。