こんばんは!カウンセラーの石堂です。


こちらの記事の続きです。

眠れない時の対処法 ~足裏マッサージ編~


眠れない時の対処法として、足裏マッサージがオススメですよ、というお話をしました。

その他にも、オススメの方法があります。

深呼吸をしてください!


さあ寝るぞ!と横になったら、ゆっくりと深呼吸を繰り返すのです。

腹式呼吸で、お腹を膨らませたり、へこませたりします。


鼻から息を吸って、口から細~く長~く息を吐き出します。

吐く方に意識を集中するといいですね。

すると、吐き切った後に、自然に息を吸えるようになります。


これを10回くらい行っていただくといいと思います。

時間にすると、2~3分ほどです。

回数や時間は、ご自分で調整してみてくださいね。


たったこれだけのことで、体が睡眠モードに入りやすくなります。



すでにご存知かもしれませんが、理論的な解説をさせていただきますね。


眠れないのは、自律神経のバランスが崩れているからです。


自律神経には、

交感神経(こうかんしんけい)

副交感神経(ふくこうかんしんけい)

の2種類があります。


交感神経が優位になると、体はアクティブな状態になります。

緊張感がある状態、気が張っている状態です。

仕事中などがそうです。


副交感神経が優位になると、体はリラックスした状態になります。

緊張感がない状態、気が緩んでいる状態です。

寝る時や食事中などがそうです。


眠るためには、副交感神経が優位になっている必要があります。

そのモードに入るために、意識してゆっくりと深呼吸を行うのが効果的なのです。



▽ 余談

交感神経副交感神経は、

「スイッチのONとOFFのように交互に切り替わる」

と説明されることがよくあります。


ですが、自律神経の専門家の話によりますと、この表現は間違いではないけれど、正しいとも言えないそうです。

実際には、体が最も良い状態で機能するには、2つの神経がどちらも高いレベルで活動している必要があるとのことです。


そして、アクティブな状態では

交感神経がやや優位

になり、リラックスした状態では

副交感神経がやや優位

になります。

これが、健康な状態です。


不調に陥った時は、自律神経を刺激するようなことを行うといいわけです。

そこで、どちらの神経を刺激すればいいのかわかるように、4種類のパターンを並べてみました。



◆心身が最も良い状態で機能するパターン


交感神経  = 高い ↑
副交感神経 = 高い ↑


バランスがとれていて健康な状態です。



◆病気(体の不調)になりやすいパターン


交感神経  = 高い ↑
副交感神経 = 低い ↓


副交感神経を刺激するために、リラックスを心がけるといいですね。

深呼吸もそのひとつです。



◆うつ病(心の不調)になりやすいパターン


交感神経  = 低い ↓
副交感神経 = 高い ↑


一日一回は必ず外出するとか、軽めの運動をすると、交感神経を刺激できます。



◆無気力になりやすいパターン


交感神経  = 低い ↓
副交感神経 = 低い ↓


自力で脱出するのは難しいかもしれません。

ここは一旦、他力本願でいきましょう。

パワースポットに行くとか、パワーストーンを身に付けるのもひとつの手です。

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私の場合は、足裏マッサージをやった後に深呼吸を行うと、とんでもなく深い眠りにつけます。


翌日起きた時に、

「あー、この世に戻ってこれた!」

とホッとするほどです(笑)


それぐらい、

「足裏マッサージ」+「深呼吸」

のセットは強力です。


ぜひ、お試しください。

効果があった方は、コメントをお寄せいただけると嬉しいです。



「眠れない時の対処法 ~深呼吸編~」

は以上です。


Nさん、眠れるといいですね。

ご質問いただき、ありがとうございました!