園児とオヤジ。(4歳7カ月と33歳) あの頃の園児とオヤジ。 | 【バースプランは産後まで。】   
息子・椋音(りょうと)の育児の記録を紹介している「園児とオヤジ。」



よく外国人作家の本の最初の方のページに、「本書を●●に捧ぐ」というようなことが書いてありますよね。
あれをもし『産後が始まった!』でやるとしたら、私は息子の名前を書きます。


・・・と、その前に。
1つだけお詫びしないといけないことが・・・。

このブログ、「バースプランは産後まで。」と銘打っておきながら、最近「産後ネタ」少なくない?・・・って気づいてました?
ええ、そりゃ当然気づいてますよね。

何を隠そう、コミック『産後が始まった!』の原稿確認&コラム執筆と、「オトコの産後手帳」シリーズ&「産後手帳」シリーズの大幅リニューアルおよび新作執筆、ほかにも書いているものがあったりして、それだけでもう頭の中「産後」祭りでした。

それで、ブログにまでネタが回ってこないという。
なので決してこのブログをないがしろにしているわけではなくて、ちゃんと出すべきところで出していますので、ぜひそういった成果物をご覧いただいて、
そうか・・・渡辺のやつ、このブログで息抜きしやがって。
と勘ぐってくださいね。

とりあえず一息つきましたので、また徐々に、父親学級や産後サポートで経験した情報を発信していきたいと思います。


さて、コミック『産後が始まった!』について、続々とご感想をいただいております。
感想をいただけばいただくほど痛感するのが、出版してくださったKADOKAWAメディアファクトリーさんスゴイわ・・・ということ。
というのも、この本は漫画とコラムが半々くらいのウェートで進行していくんですが、私は実は・・・出版するまでずぅ~っと、「コラムっているのかな??」って思ってたんです。
私のアマチャン的な発想だと、漫画なら漫画だけでいいじゃん、って思ってたんですね。
流れが大事だから、1セクションごとにコラムを入れて途切れさせたらもったいなくないかな?と。
ですが、いただく感想の中で半分以上の方が
「漫画とコラムのウェートがちょうどよくて、とても読みやすく、読み応えがありました!」
と書いてくださるんですね。

いやぁ~、プロの編集者さんはやっぱり違いますね。
そこまで計算してコラムを入れていたのか・・・と。
アイナロハ出版じゃなくてよかった・・・!

さらに、女性からの感想ですごく多いのが、「コトミさんのコラムが良かった!」という声です。
そうです、今回の本のコラム、半分は妻が書いているんですよね。
なんか、私からすれば、いつも妻から言われていることが文章になっただけなので新鮮味はないのですが、どうやら妻に共感してくださる方がたくさんいらっしゃって、妻も照れています、とだけお伝えしておきますね。

一方で。
男性からの感想はそんなに多くはないんですが、男性にとって共感する部分って、私と息子とのやり取りのくだりだそうです。
息子の3歳の誕生日のところ、私の手が冷たいところ。
このあたりが男性読者さんには響くようです。


改めて本を読み返してみて、娘の産褥期に娘は娘の、妻は妻の、私は私の成長があるわけですが、実は、息子があの1ヵ月間でものすごい成長というか葛藤というか、激動の時期を過ごしているなあと思うわけです。


「主役よりも、主役を奪われる人に気づけ!」と本書にも書きましたが、わがやの2人目の産後は、間違いなく1人目の存在があってこそ「始める」ことができたものだったと思います。
『産後が始まった!』という本は、夫婦のコミュニケーションに特化して、産後1年くらいまで追っているので、上の子の話は最小限にとどめているのですが、
原作『お産とオッサン。』の中では、大きなテーマの1つとして、上の子と父との対峙があります。
生後2週間目から娘が入院しているときなんてまさに、2歳児(息子)の格闘が延々続いているわけです。

『産後が始まった!』のために私が書いたものと妻が書いたものを、これまではバラバラの状態で原稿チェックしてきましたが、こうして1冊にまとまって、通して読んでみると、
妻が「上の子が可愛くなくなったときがありました」という話があり、私も息子とのコミュニケーションを拒絶したときがあり、それって同時期に発生していますから、
そのとき、息子はどんな気持ちだったのかなと思わずにはいられませんでした。

ただでさえ妹ができて様々な不安がある時期、親には甘えたいのに、両親ともに愛情が注がれないって、これは相当なストレスですよね。

「みとが退院するまで、ぼく3さいにならない!」
と言って、3歳の誕生日を拒否した息子。
これって、実はすごい覚悟だったんだなと思います。


現在4歳半になった息子に対して、少しずつ、「これができるようになってすごいね!」と思う瞬間を見つけづらくなってきました
下の子が生まれて以来めっきり、お兄ちゃんはできて当然と思ってしまうことが増えたからです。
でも、自分が4歳のときに
「ママ、今日もかわいいパンツだね!」(☜パンティのことです)
なんて毎日言ってなかったなぁと思うと、いかに息子が「私を補って」妻に寄り添っているかを思い知らされます。

先日息子が言っていました、
「ママとパパと、リョウ君とミトで、みんなで、アイナロファなんだよね!」
(息子は「アイナロハ」が発音できません)
誰1人いなくても、この会社は生まれなかったし、この家族は成り立たないんだよね。


この世で初めて、公に出版された私の本を、
娘が生まれたときにもっとも頑張って家族を支えてくれた息子に捧げます。






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イクメンのつもりだった。
子煩悩な父親のつもりだった。
でも、産後の妻と息子は別人だった・・・。
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