パパのための母子手帳学!(05) 母子手帳の出番はいつ? | 【バースプランは産後まで。】   
パパでも楽しめるように母子手帳を紹介していく「パパのための母子手帳学!」
さて、ママさんたちは“いつ”、“何に”母子手帳を使っているかご存知でしょうか?

母子手帳には医療機関が記入する部分と、ママが記入する部分があります。
医療機関が記入する部分は、まず、毎回の妊婦健診の際の検査結果です。
診察日の妊娠週数や血圧、尿タンパクなどを記録してもらえます。

パパさんからすると、尿検査なんて年に1回の健康診断のときくらいしか経験がないと思いますが、妊婦さんは、妊娠から出産までの10数回の妊婦健診で、ほぼ毎回尿検査やら血圧チェックやらをしているんですよ!
妊婦の皆さん、お疲れ様です。
ちなみに、私の妻はこういった検査の面倒さよりも、毎回の計量(体重チェック)の方を心配しており、いつ主治医から「体重増えすぎ!」と注意されるかビクビクしています。
また、毎回ではありませんが、何度か血液検査もあり、この結果も記録されます。

妊婦健診以外では、母親学級に参加したときにその記録を残してもらえます。
母親学級って・・・何?と思いました?
これについては改めて解説しますが、母親学級のほかに、父親学級や、両親学級なるものもありますので、名前だけは覚えておいてください。

さらに、出産後になりますが、乳児健診や子どもの予防接種の記録をしていくのも母子手帳の大きな役割です。
これについても、今後改めて解説しますが、2~3歳のお子さんがいるパパさんで一度も母子手帳を開いたことがないという方は、ぜひこの予防接種の記録欄を見ていただくことをオススメします。
すさまじいことになっていますよ!

よく、「母子手帳は常時携帯すること」と言われますが、いま紹介した場面以外で使うことはほとんどないようです。
妊娠中は、もしものときに備えて外出時に携帯しておいた方が良いですが、出産後は乳児健診と予防接種時以外ではあまり出番はありません。

次に、ママが記入する部分には、胎動を感じた日などの記録や医療機関への質問事項(健診の際に忘れないように覚え書きをしておく)などを書いておくスペースがあります。
ただ、母子手帳はこう使わないといけないという制約があるわけではないので、その都度感じたことや不安だったこと、胎教の記録などを好きなようにどんどん書き込んでいって構わないですし、エコー写真やプリクラを貼ったって構わないんですよ。

そして、もちろんパパが書いたって良いわけです。

私も高校生くらいのときに自分の母子手帳を見せてもらったことがあるのですが、医療機関が記録する欄以外はほとんど手付かずになっており、あまりに無味乾燥で全く面白くなかったことを覚えています。
ぜひぜひママさんの妊娠中の感想や、できればパパのコメントもたまにあると、後にお子さんが見たときに喜んでくれるのではないでしょうか!

それでは、今日のポイントです!
⑤母子手帳の出番は、健診・予防接種・母親学級

月曜日は母子手帳の日!
次回は、母子手帳はいよいよ、母子手帳の中身に入っていきます!