犬の癌が増えていると聞きました。
毎日お散歩して、おいしいものを食べて、気ままに暮らしている我が家のワンコたちには無縁の話だと思っていましたが、コーギーのルナがリンパ腫になってしまいました。
そして、ルナの11歳のお誕生日が、ルナの命日になりました。


小さい頃は食が細く、よくお腹をこわしていたルナ。
フードにお肉や野菜をのせて食べさせると太り始めたので、ずっとそうしていました。
歳をとると体が重くなって、お散歩やボール遊びを嫌がるようになったので、7歳から手作り食のみを腹八分にしました。
スマートになり、お腹をこわすこともなくなり、とても健康そうでした。
抗癌作用のある食材、ニンニク、キノコ類、キャベツなどはよく使っていたのですが・・・
ニボシがいけなかったと思っています。
昨年リンパ腫で亡くなったルナのお友だちの黒しばくんも、オヤツにニボシをよく食べていました。
海が汚れているときは、魚介類の内蔵は避けるべきでした。


ルナの大好物のママの手作りジャーキー。
鶏のささみのひき肉とおから半々で、抗がん剤の副作用を緩和するウコンを少々入れて作りました。
リンパ腫になってからは、動物性のたんぱく質(肉、魚、卵)を外して、野菜中心一日30品目の食事に変えましたが、オヤツやご褒美にはこのジャーキーをあげました。


家族は、肉無しなんてかわいそうだと言いましたが、ルナはママの愛情を分かってくれました。
体調を崩して食欲が落ちた時、好きなものを食べさせてあげようと、ミルクやジャーキーをあげましたが、それは口にせず、ママの食べているクロワッサンを欲しがりました。
クロワッサンは、バターが入っていますが、バターは脂質で、たんぱく質はほとんど入っていません。
卵黄の塗ってある皮をとってあげました。
動物性のたんぱく質をとらないほうが体調が良かったのかな?
ルナが分かってくれたお陰で、闘病中は嘔吐や下痢は一度もなく、亡くなる2日前まで、普通に食事をしていました。
夕食は口にしなかったので、大好物のささみジャーキーや牛肉の赤身を生であげました。
目をキラキラさせて、食べていました。
その後は何も食べなくなったので、最後においしいものを食べさせてあげられて、良かったです。


お誕生日にはケーキを焼いてあげると約束していました。
卵を使わないケーキは難しいので、スイートポテトをケーキみたいに焼きました。
バターとお砂糖は控え目にして、生クリームはたんぱく質が少なく、脂質の多いものを使いました。
結局食べることは出来ませんでしたが・・・
10歳のお誕生日に、あと十回お誕生日ケーキを焼かせてねってお願いしていたのに、一回だけになってしまいました。
とても大切な、最後の一回なので、ロウソクは一本にしました。


ルナちゃん、永遠の11歳おめでとう!
お出掛けが大好きで、食べるのが大好きで、サッカーボールで遊ぶのが上手なルナ。
みんなルナのことが大好きです。
こんな良いコにつらい思いをさせてしまった・・・
最後の2日間は、何も食べられなくて、苦しかったけど、よく頑張ったね。
助けてあげられなくてごめんね。
それなのに、最期にママが話しかけたら、ママの顔を見て嬉しそうに笑ってくれました。
ママはあの笑顔を一生忘れないからね!

ルナちゃん 11年間ママのそばにいてくれて ありがとう!
ママを信頼してくれて 愛してくれて ありがとう!




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