マロンが元気になって気が抜けたのか
クレイ試験が終わっての脱力感なのか

突然、ひどい副鼻腔炎になって何年かぶりに寝込んでしまいました。
・・が、二日間で復活しました。

マロンの心配をしていただき、メッセージやメールをいただいておりましたが
お返事もできずに申し訳ありませんでした。
マロンも私も、すっかり元気になりました。


マロンの緊急入院その後の記事です。

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朝が来て、主治医の院長先生の診察
今まで見たことのない、緊迫した表情。

レントゲンや検査データを見ながらの説明では「かなり厳しい状態」だと
このまま感染状態をけあする薬を使い続けても、体力的にもたないだろうと。


ずっと安定していた状態だったのになぜ急激に悪化したのかどうしてもわからないと。
食道異物などの異物の誤嚥を考えて造影したものの、何も見えないが
映らない場合も多いのでなんとも言えないと。
たとえ異物があったとしても
内視鏡下で除去するため、全身麻酔をかけなくてはいけない。

この状況での全身麻酔は命取りになると。

異物?誤嚥?・・・。なにか、ピンときた!

そういえば、昼間のお散歩の時に5ミリくらいの小さな乾燥ササミを食べたから
喉のズコズコが気になり始めてって言ってたな・・


先生に、事情を説明すると
「それが原因の可能性はとても高い。ですが造影しても映らないので、異物でない可能性も大きい。となると、異物除去できない上に、全身麻酔と内視鏡のリスクで、命を落とす可能性も大きい」と。


本当に究極の選択


でも、何もしないでこのまま弱っていくのを待つのも
呼吸が苦しい上に、抱っこしてあげることもできない状況を続けるくらいなら
リスクを承知で異物がとれることに賭けてみることに決めた。

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(手術しているのを、待合室から見れます)

麻酔をかけられて、ダランと抱き上げられたマロンを見たときは
辛すぎて涙も出ませんでした。
・・が、内視鏡が始まってすぐに
「あった~!よしっ、取れた!」と内視鏡の先生の声が。


すると、冷静な院長先生
「こんなに早く、異物除去できたから、このまま予定手術の抜歯と歯周病の処置も
 やってしまおう」と。

あっという間に、抜歯と処置をして終了。
あとは、麻酔が覚醒するのを待つだけ。


マロンは術前から。麻酔覚醒しないリスクがとても高いと説明されていました。
ですが、手術前にマロンに「必ず目を覚ましてかえってくるのよ・・」
言い続け、私の声で目を覚まして!と祈り続けていました。

すると、マロンは私の声掛けに、身体はフラフラで立とうとするとガクンと倒れながら
なんども私の方に歩いてこようとしているんです。


もう、必死に生きようとしているマロンをみて号泣でした。
時間がかかったものの、無事に麻酔から覚醒して一安心。

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除去したササミ、3倍に膨れて引っかかっていました。
5ミリのササミも、小さな小さな体には命取りになるところでした


異物が取れたら、呼吸状態もあっという間に改善
意識もはっきりして、抱っこして欲しくて歩いてきます


その日は1日入院して、翌日にはまさかの退院
心配していた検査の数値も安定し、口腔内の状態も全く問題なし


こうやって、緊急入院して生死の境をさまよったマロンは無事に元気になりました。


ご心配いただきました、多くの方に
心から感謝いたします。

ありがとうございました


emily