動物愛護議連 共生目指し設立 船橋市議29人 /千葉 | トピックス

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毎日新聞 2016年10月5日 地方版


 人間と動物の共生を目指そうと、船橋市議の有志が4日、超党派の「船橋市動物愛護推進議員連盟」(会長・斉藤和夫市議)を設立した。現在49人いる市議のうち、全会派から計29人が参加した。市議会レベルでの同種の議連は県内で初めてという。

 斉藤市議らによると、同議連は(1)船橋市保健所などの職員を招いた勉強会(2)民間の動物愛護団体との意見交換(3)先進的な取り組みをしている他自治体の視察(4)飼い主情報を入れたマイクロチップ装着などの啓発活動−−などを行う。市内では昨年度、犬3匹と猫55匹が殺処分されたという。副会長の川井洋基市議は「(野良猫を増やさないようにする)地域猫活動も後押ししたい」と話す。

船橋市では県立高校の男性教諭が昨年4月、生まれたばかりの子猫を勤務先の学校の敷地に埋めたとして書類送検され、同7月に動物愛護法違反の罪で罰金30万円の略式命令を受けている。【青木英一】