横岳1140に到着。
何の展望もない。通過!
剣と100メートルくらいしかかわらないんだなぁ。さむいわけだ。

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細い尾根も。いつもだったら、鎖を持たなくてもいいが、念のため握る。
いつ雨がふりだしてもおかしくないな。



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最後のピーク、硫黄だけへ向かう。ケルンを頼りに。ありがたかった!

ケルンとは 山のことのはより

『ケルンとは、登山道に道標や記念として積まれた石塚のことです。語源はドイツ語のcairnで石塚の意味です。』
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硫黄岳ピーク12時26分。
写真を撮ったが強風で髪がはりつき、ピースの又吉よりひどい状態だったので写真はなし!

さ、くだろう!
赤岳鉱泉へ。ひたすらくだります。
いつのまにか樹林帯。風がなくなるだけだ、ずいぶん楽になりました。
13時30到着。

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途中で沢が現れた。ずいぶんくだってきたなぁ。このあたりで、濡れた丸太で転び手首を捻挫。
気を抜くとこうなる。ばかー
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赤岳鉱泉は上と随分違ってすごくにぎわってました!おふろは15時かららしく残念ながら入れず。
カレーが名物みたい!今度はのんびり来たいなぁ!10分ほど休憩。
今度は北沢を通って美濃戸登山口へ向かいます。
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沢の水が赤い!
これが赤岳からながれだしている水!
赤岳鉱泉はそれを沸かしてお風呂につかっているそうです!
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写真ではわかりにくいですが、苔がめっちゃきれい、ベルベットみたい。
どれくらいかかって、こんなふうになるんだろう。自然てすごいね!
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おまけの写真は赤岳山荘の駐車場にいた、大きな大きな鹿。かわいくなかったーー。こわかったーー。
今回のルートの復習。
美濃戸登山口→→南沢ルートを通って、行者小屋→→中岳コル→→阿弥陀岳→→赤岳→→横岳→→硫黄岳→→赤岳鉱泉→→北沢ルートを通って美濃戸登山口
結構長いルートでした。コースタイム10時間のところを8時間45分。(休憩含む)
参考にしたヤマレコのタイムがかなり健脚な人のものだった。いけてよかったけど。

 
また、天気のいい時に、行きたいな。
大きくて、やさしくて、きびしい八ヶ岳。そのスケールに少し触れることができてうれしかったな・・・。
ここから、本格的な赤岳への登り。キレット小屋、権現岳への分岐。ガスの向こうにはまだまだ続きそうな岩の影。さ、いこう!鎖を使い、あるいは三点支持で上がって行きます。
岩が大きくて、リーチが必要。ないもんはしょうがないので、足場を探しつつ上がる。




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か、かっこいい!おなじ、岩陵の山でも穂高や槍とはまったくちがう!
火山の違いかな。
たまに、ちらりとのぞく、青空と、岩のゴツゴツがかっこよすぎる!

ちなみに赤岳はなんで、赤岳かというと、、、。新日本山岳誌より。

『山名は、山体を構成する溶岩と集塊岩が互層した成層構造で、山頂近くの山腹全体(火口壁の岩角一面)が酸化鉄のため赤褐色を呈することからとも、また「赤」という色が神性を有するために、主峰にふさわしく名付けられたともいわれている。』

たしかに、土も岩も赤いところたくさんあった!


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ずいぶん空が近づいてきました!
青空だ!空が青いうちにうえにいけるかな。
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まだまだ。かっこよすぎるぞー!
感動しながら登る!
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そして、午前10時、赤岳山頂に到着!
すごい風、そして、ガス。
しょうがない、写真だけでも、とたのんでいたら、奇跡的に雲がなくなった!ラッキーだ!髪の毛は風でぶっとんでますが、なんとか記念写真!
この数分の間に、山頂で晴れ間を待っていた人たちが殺到!ほんとに一瞬の晴れ間でした。30分くらい待ってたひとたちもいた!
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そして、また風と、ガス。
ほんとは名古屋名物のスガキヤの味噌煮込みを赤岳山頂付近で調理予定で、ガスも、ねぎも、卵までもってきたのになんだか、天候がやばそう。
なので、ごはんはあきらめて、頂上小屋でココアを飲んで小休止。
糖分が体にしみる!
10時35分出発。
まだ、横岳、硫黄岳とピークがあるし道のりはまたまだながい。
ガスも濃いし、さぁ、進もう。

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ちなみに八ヶ岳とは、、、
  1. 八ヶ岳連峰は、長野県諏訪地域・佐久地域と山梨県にまたがる山塊。赤岳、横岳といった八ヶ岳の主峰部分から蓼科山まで南北30km余りの山体で、大火山群である。 単に、八ヶ岳と言った場合は、山塊である八ヶ岳連峰を指す場合と、最高峰の赤岳を中心とした南八ヶ岳の山体を指す場合などがある。 ウィキペディア

    ということで、岩が変わる土が変わる、のオンパレード。
    下も、大きな一枚岩のようなところ。でも、ゴツゴツガリガリで、今までに見たことのない岩。
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ちらりと諏訪の街がみえる。
このころから、強風がやばい。南側から打ち付けるような風。フードをかぶり、もくもくと歩く。寒さも半端ない。
ダウンを着るか迷うがいいぺーすであるけていたので、風をまともにうける、左側の顔面をガードしつつ歩く。
台風をあなどるなかれ。
侮ったつもりはないけども。
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北アルプスに比べると整備はされていないが大丈夫。鎖も使いながらあるく。ちなみに一日歩きながら、
八ヶ岳は何アルプスなのだろう・・・などと考えていたが(そんなことも知らずに行くんだからねえ・・・)

帰ってきてから調べたら、八ヶ岳はその連峰を総称して八ヶ岳という。八ヶ岳という山はない。(それは知ってる)  で、何アルプスにも属さないものなんだって・・・。目

けっこう斜度のあるところがおおかった!{74864175-1E4B-42DC-AC6E-114B314C879F:01}

はしごもたくさん。ありがたい。
しかし、尾根に出ると体がふわっと浮くほどの強風。油断しないで歩きました。
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ちなみに今回の山行。台風だから風が強い・・・と思い込んでいたが、八ヶ岳(特に硫黄岳付近)はいつも風が強いんだって。風力発電の施設があるくらい・・・。これも帰ってきてから知った・・・。山には予習が必要です。
2013年10月22日、八ヶ岳へ行ってきました。
アルプスからは初冠雪のニュースあり、涸沢は今年もナナカマドがきれいだったよーなんてニュースもあり、今年の山はもう無理かなあ。もう一回だけ行けるかなあ・・・。と葛藤。
でっかい台風もきてるし、行くなら22日だけかな・・・。
どこ行こう。
ヤマレコで日帰りでいけそうなところを探す。
ぎりぎり日帰りのところ・・・。普通に行けるところは子供たちとも行けるしね・・・。
八ヶ岳に行ってみよう!!

ということで、22日になりたての午前二時に自宅を出発。
今回は中央道をひた走ります。
瀬戸品野ICで、東海環状自動車道、土岐JCTから中央道、いつもだったら、諏訪の手前で松本、安曇野方向に折れますが、諏訪南まで。
そのあとは一般道を走り、美濃戸登山口の赤岳山荘駐車場に。
しかし、この登山口までの少しの林道がやばい。
うちのアクア、もともと車高がそんなにないのに、スポイラーが、気をつけていても、ガリガリ・・・。
恐ろしくてまだ見れてないけど・・・あせる
なんとか到着。でかい鹿がいてびびる。
しし神様か・・・。可愛いとは全然思えず・・・。
しかし、鹿は人間には慣れているようで、気にせず、車の横の草を食べてました。
5時15分についたので30分仮眠。5時45分起床。
6時には出発予定。日帰りですから!
美濃戸登山口はまばらながらもその時間からざわざわ。

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さぁ、出発!
始めは八ヶ岳らしく、苔むした森林を歩いていきます。空気が美味しい!
ちなみに天気は曇り。晴れるかなぁ、、、。
小学生の頃、ひとりで、八ヶ岳にいくツアーに参加した記憶が。そのときも、苔のイメージ。
大雨で、ほとんど宿舎にいましたが。

だから、上に上がるのは初めて!
ウキウキと、ちょっとの緊張!
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南沢ルートで、行者小屋にむかっていきます。渡渉を繰り返すルート。渡渉は川をわたること。橋を使う時は渡渉とは言わないのかも。
しかし、凍結したら怖いんだろうなぁ。
大雨の影響か、あたらしい、流木がたくさんあった。
ほとんど人が歩いていないので、ルートを間違えないように慎重にあるく。
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少し、標高が上がったところで終わりかけの紅葉。山は冬支度。植生も北アルプスとはちがうみたいだな。
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黄葉した樹のむこうに、めざす赤岳がみえてきた。かっこいい!
いがいと、雄々しい!もっとやさしい、柔らかいイメージだったのに!
上はどうなってるのかなぁ!と、ひとり、テンションあがる。

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行者小屋に7時45分。
うーん、台風26号の影響か、ガスが。雲が。トイレ休憩だけして阿弥陀岳へむかう。直接、赤岳へ行くルートもありそうだが、阿弥陀岳→中岳→赤岳ルートを選択。
行者小屋にはテン泊の人たちがまばら。
これだけ、人が少ないとなんだか不安。
しし神にまたあったらどうしようーあせる
ま、そんなことをいっていても、進めないので、そのまますすむ。
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標高が上がるにつれ、完全に紅葉は終わり、枯れた植物たちと、
元気なハイマツ。彼らは常緑樹だな、たぶん。
なかなかザレた道を上がる。標高を稼ぐ道になってきた。
中岳コルまでで、すれ違ったのはたったのひとり。
天候悪化で登る人もいないのかな。
でも、きょうはもつはず!
かっぱもダウンももってきたし、ガスももってきたし!
したの写真は中岳コル0830を超えて、阿弥陀岳への登り!うーん、がつがつしてる!岩がなんかおもしろい!
八ヶ岳は岩を楽しむ山!
まったく詳しくないのだが種類がかわったことだけはわかる!
岩登りみたいなかんじ!
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したの写真のとこも登って行きます!八ヶ岳に総じて言えることは、人気の山だからかルートがいっぱいあること!
行者小屋までは、横尾から涸沢までみたいな歩きやすい道。

写真のような岩だらけのところもいろんなとこから登れる。
必要なところには鎖、はしごもあり、雨で滑らなければ安全!
阿弥陀岳頂上まで20分。しっかりあがります!
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頂上は強風とガス。眺望なし。ひとなし。さみしい、さむい、で、写真とってまた下る。2807mまであがったんだぁ。さむいはずだぁ。
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中岳コルまで、また下り、中岳、そのさきの、赤岳をめざす。中岳までの道。ガスってます。晴れてたら今まで見たことのない景色が広がってるんだろうなぁ。またいけるときまでのお楽しみだなぁ。
中岳0922。
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ピークがいくつもあるだけあって、登り返しがなかなか。
さ、めざせ、赤岳。
この先には幻想的とも言える岩の世界が広がっていました!


地獄谷から煙が上がっている。
火山活動が活発で、立ち入り禁止になっている。
もう、下ってきてからずーっと、硫黄のにおい・・・。
このへんまで来るとバスツアーの人がいっぱい。
最近はタイからも観光客が増えてるんだってさあ・・・。

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血の池、だって。ふうん。。。
そういや、小学生の頃、乗鞍にバスで来た時も、ふうん。。。だったな。
観光には興味がない!!


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みくりが池は稜線からも見えていたし、とてもきれい。
観光客がいないアングルから写真を撮る。
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そして歩いて歩いて、やっとスタート地点。室堂バスターミナルへ。11時35分。
平坦な道ってどうしこんなに疲れるんだろうな・・・。
国籍の違う人たちばかりで、はなしかけて日本人じゃなかったらな、ってのもあって、ひとりで
美味しい水を汲んで乾杯。
ちなみに画像左下にマグがうつってる。
北穂で買ったやつ。
最近ぶら下げて歩いているものの、初めて使用・・・。


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高原バス→立山ケーブルカーで立山へ・・・。
ケーブルカーの中には昨日一緒になった4歳の女の子の家族がいた。
いい思い出になったかな。
きっと残るよ、山の記憶!!

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予定外の一泊で終わってしまったため、このあと、温泉に寄り、富山市街でおいしいます寿司の
お店を探して、おみやげに買って帰りました。
今回も協力してくれた家族!
留守にしてる間、こどもたちにご飯を食べさせてくれたおねえちゃん!
装備を貸してくれたおかあさん(剣に行くことは知らなかった)、ありがとう!

そして、私が剣に行っている間に、平ガ岳で百名山達成を果たした母よ、おめでとう。
剣山荘で買ってきたバンダナをお祝いに渡さなきゃな・・・。

今回は一人だったけれど、ペースもゆっくりめ。
休憩を減らす、が功を奏し、疲労もほぼ無し。
こんな感じでこれから歩かなきゃな・・・。

あこがれの剣、大満足の山行となりました!



あ、一番鎖。
小屋を出てすぐにずーっとこういうプレートがあったんだなあ・・・。



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本当に親切なプレートと、しっかりとした鎖がつづいていました。
やはり人気の山。整備が行き届いています。
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8時10分、小屋に戻り、小休止と置いてきたリュックに荷物をつめなおして、さ、
進もう。あれ、2泊の予定だったけど、1泊でよかった・・・。
8時35分、剣山荘とお別れ・・・朝の剣もとても綺麗。
雄々しい中にやさしさも・・・。
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アングルが変わっていないけど、もう、振り返り、振り返り、すすむ。
ほんとにいってきたんだっけな・・・。あいかわらずの一人旅なので
独り言をずーーっと喋っています。

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剣山荘から剣御前小屋へのみちみち、鳥がいたり、花が咲いていたり、とてもきれい。
ほとんど登りですが・・・。
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剣御前小屋9時40分。
ここで剣の姿とはさようならです。
ありがとう!!またくるね!!休憩して9時55分。雷鳥沢に向かって下って行きます。
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こんなかんじの道。雲が上がるのが早い。
昨日
三山まわってよかったな・・・。
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ひたすらくだって、雷鳥沢へ。10時50分。
雷鳥の姿は無し。
天気が良すぎるか・・・。
今年は雷鳥に会えなかったなあ・・・。
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豊富な水が流れていきます
黒部まで行くのかな・・・下の廊下もよかったな・・・
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後ろ髪をひかれながら、昨日歩いた、雄山方面を振り返る。
とても素敵な稜線でした。
同じ道をまた戻るのはあまり好きじゃないけど、もっと歩きたかったなあ・・・。
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