確率が小さい、分からないときの考え方、、、 | 身の回りのリスク ~自分を守るために

身の回りのリスク ~自分を守るために

仕事や業務でのリスク、なあなあになっていることが多いなと感じます。ミス防止、リスク対策、職場問題発見などの研修講師、企業での改善支援をさせて頂き感じたことです。感づいているけど、真剣に考える気にならないということではないかなと思います。

昨日は空のペットボトルを、ずーっと持って、帰宅途中家の近くの駅のごみ箱にすてました。


新幹線の中のごみ箱も封印がされていて、東京駅などは駅の中のごみ箱は使えないし、自販機さえも消されているところもありました。


国内最大級のセキュリティー強化ですが、伊勢志摩なのに、東京まで守るのは、何か過剰反応のような気がしました。


何か深い、政治的な意味があるのなら、あえてそれを国民に教えてほしいですね。いすれにせよ、低いリスクのような気がします。


さて話は変わって、、、


リスクは発生確率と発生の影響度から構成されています。


リスクの確率が高い時は、対策を実施すれば、リスクが下がっていく、当たり前ですが。


しかし、リスクの確率が低い時、どう判断すればよいのか?そもそも 確率がどの程度か 分からなければどうすればいい?


費用や手間をかけて、わざわざ対策をしても、無駄になるだけだ! と考えてしまいます。


それでは、どうすれば良いのか?考え方は色々あります。


ひとつの考え方として、確率が低い場合、  そのリスクに対して、用意ができているか?で判断する方法。


例えば、1000年に1度発生する、確率であるとしても、それが必ず「起こる」として、なんらかの用意をします。


地震やインフルエンザを扱うBCPは、この考え方です。危機管理の世界です。


地震が起こることがリスクではなく、それによって事業の継続が危ぶまれることがリスク。


対策をやるんだという決断と、どの程度 費用と手間をかけるのかを決めることが大切です。


確率では語れない、判断できないときに、採用するやり方だと思います


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