源氏イラスト訳【夕顔43】隙々より
隙々より見ゆる灯の光、蛍よりけにほのかにあはれなり。
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【源氏物語イラスト訳】
隙々より見ゆる灯の光、
訳)あちこちの隙間から見える灯火の明りは、
蛍よりけにほのかに
訳)蛍よりもさらに微かで
あはれなり。
訳)しみじみ感慨深い。
【古文】
隙々より見ゆる灯の光、蛍よりけにほのかにあはれなり。
【訳】
あちこちの隙間から見える灯火の明りは、蛍よりもさらに微かでしみじみ感慨深い。
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■【隅々(くまぐま)】
■【より】
■【見ゆる】
※【見ゆ】
■【灯(ひ)の光】
■【蛍(ほたる)】
■【より】
■【けに】
■【ほのかに】
※【ほのかなり】
■【あはれなり】
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☆本日の『源氏物語』☆
さて。
今から別の女のもとに行こうという時に、
ふと目にとまった隣家から漏れる灯の光―☆
こういうの、現代の感覚で読むと、
なんて気が多い男なんだろって思うんだけど…
これ、平安時代なら、当たり前の感覚
なんですよね~;
ヽ(*'0'*)ツ