源氏イラスト訳【夕顔43】隙々より | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

源氏イラスト訳【夕顔43】隙々より

隙々より見ゆる灯の光、蛍よりけにほのかにあはれなり。

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【源氏物語イラスト訳】

 

 

隙々より見ゆる

訳)あちこちの隙間から見える灯火明りは、

 

 

よりけにほのかに

訳)よりもさらに微かで

 

 

あはれなり

訳)しみじみ感慨深い

 

 

【古文】

隙々より見ゆるよりけにほのかにあはれなり


【訳】

あちこちの隙間から見える灯火明りは、よりもさらに微かでしみじみ感慨深い

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

■【隅々(くまぐま)】

■【より】

■【見ゆる】

※【見ゆ】

■【灯(ひ)の光】

■【蛍(ほたる)】

■【より】

■【けに】

■【ほのかに】

※【ほのかなり】

■【あはれなり】

 

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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

☆本日の『源氏物語』☆

 

さて。

今から別の女のもとに行こうという時に、

ふと目にとまった隣家から漏れる灯の光―☆

 

こういうの、現代の感覚で読むと、

なんて気が多い男なんだろって思うんだけど…

 

これ、平安時代なら、当たり前の感覚

なんですよね~;

ヽ(*'0'*)ツ

 

 

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