源氏イラスト訳【夕顔23】いたはしう | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

源氏イラスト訳【夕顔23】いたはしう

いたはしうかたじけなく思ほゆべかめれば、すずろに涙がちなり。

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【源氏物語イラスト訳】

 

 

いたはしう

訳)いたわってやりたく

 

 

かたじけなく思ほゆべかめれ

訳)もったいなく感じられるにちがいないようので

 

 

すずろに涙がちなり

訳)わけもなく涙がこぼれがちである

 

 

 

【古文】

いたはしうかたじけなく思ほゆべかめれすずろに涙がちなり

 

【訳】

いたわってやりたくもったいなく感じられるにちがいないようのでわけもなく涙がこぼれがちである

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

■【いたはしう】

※【いたはし】

■【かたじけなく】

※【かたじけなし】

■【思ほゆ】

■【べかめり】

※【べか】

※【めれ】

■【ば】

■【すずろに】

※【すずろなり】

■【涙がち】

■【なり】

 

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☆本日の『源氏物語』☆

 

「自分で自分を褒めてやりたい!」

…おそらく、そんな感じなんでしょうね~!

 

尼になっても、俗世にとらわれている大弐の乳母よ…

。(;°皿°)

 

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