【空蝉31-1】伊予の湯桁も | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

【空蝉31-1】伊予の湯桁も

伊予の湯桁もたどたどしかるまじう見ゆ。すこし品おくれたり。

 

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【源氏物語イラスト訳】

 

 

伊予湯桁

訳)伊予の湯湯船のまわりの桁(けた)

伊予の湯桁も

 

 

たどたどしかるまじう見ゆ

訳)おぼつかなくなさそうに見える。 

たどたどしかる

 

すこしおくれたり

訳)すこし気品劣っている

すこし品おくれ
 


 

 

【古文】

伊予湯桁たどたどしかるまじう見ゆすこしおくれたり


【訳】

伊予の湯湯船のまわりの桁(けた)おぼつかなくなさそうに見えるすこし気品劣っている

 

 

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■【伊予の湯桁(ゆけた)】
■【も】

■【たどたどしかる】
※【たどたどし】

■【まじう】

■【見ゆ】

■【すこし】

■【品(しな)】

■【おくれ】

※【後る】

■【たり】

 

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☆本日の『源氏物語』☆

 

「伊予の湯桁」とは、

当時の風俗歌のフレーズの引用☆

伊予介の娘だけに…( ̄▽+ ̄*);


 

現代の使える流行フレーズとしたら、

「今でしょ」あらため、「ナウしか」とか?
(;゚;∀;゚;)


 

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