【帚木429-1】違ふべくも | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

【帚木429-1】違ふべくも

【古文】

「違ふべくものたまはざりしものを。いかが、さは申さむ」
と言ふに、心やましく、

 

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【源氏物語イラスト訳】

 

 

 

違ふべくのたまはざりものを

訳)間違えそうおっしゃらなかっのに
違ふべくも
 

いかが申さ

訳)どうしてそのように 申し上げられようか、いえ申せません

いかが、さは
 

言ふ心やましく

訳)言うので不愉快に思い

心やましく
 

 

【古文】

違ふべくのたまはざりものをいかが申さ
言ふ心やましく


【訳】

間違えそうおっしゃらなかっのにどうしてそのように 申し上げられようか、いえ申せません
言うので不愉快に思い


 

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■【違(たが)ふ】

■【べく】

■【も】

■【のたまふ】

■【ざり】

■【し】

■【ものを】

■【いかが】

■【さ】

■(は】

■【申す(まうす)】

■【む】

■【と】

■【言ふ】

■【に】

■【心やまし】

 

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☆本日の『源氏物語』☆

 

姉君の心の内がくみ取れなかったのか…

ヽ(゚◇゚ ;)ノ。

小君は、無邪気にほほえんで催促するので、

空蝉は、さらに気分が悪く、

不機嫌になっているようですね~;

(´・ω・`)


 


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