【帚木371-1】あさましく、
【古文】
あさましく、
「人違へにこそはべるめれ」と言ふも息の下なり。
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【源氏物語イラスト訳】
あさましく、
と言ふも息の下なり。
【古文】
あさましく、
「人違へにこそはべるめれ」と言ふも息の下なり。
【訳】情けなく、
「人違いでございますようですわ」と言うのも息も絶え絶えである。
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■【あさまし】
■【人違へ(ひとたがへ)】
■【に(断定)】
■【こそ】
■【はべり】
■【めれ】
■【と】
■【も】
■【息の下(いきのした)】
■【なり】
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