【帚木338-2】「むつかし」→「むつかる」変換力☆
ごきげんよう☆ あいです
センターまであと86日ですねー。(。>0<。)
【源氏物語~これまでのあらすじ】
桐壺帝の御子である光源氏は、輝くように美しく、帝の寵児であったにもかかわらず、亡母の身分の低さにより賜姓「源氏」として臣下に降格されます。頭中将たちとの雨夜の品定めの翌日、久しぶりに正妻葵の上のもとを訪れた光源氏は、その夕方、方違えのために、紀伊守の邸宅に行きます。紀伊守邸には、父である伊予介の後妻空蝉が泊まっていました。
↓今回の源氏物語↓
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格子を上げたりけれど、守、「心なし」とむつかりて下しつれば、火灯したる透影、障子の上より漏りたるに、
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センター古文は、
単語(300語以上)、文法(しっかり)を毎日復習するのはもちろん、
この時期は、そろそろ過去問題を解きまくりましょう♪
え~過去問題は、1月に入ってから解くよ。
…これでは遅いっ!(`・д´・ ;)
同じ問題を何度も解いたほうが、傾向が実感できます。
初見問題は、『センター実践問題集』などの予想問題で取り組み、
過去問は、何度も解きまくったほうがいいんです。
♪(*'-^)-☆
さて。
今回は「むつかる」という古語について。
「むつかし」と見たら、眉間にシワ!
(-""-;)
でしたよね~!
シク活用形容詞「むつかし」は、
古文の中でもよく出てくるし、
重要古語として、単語帳で何周も覚えてると思いますが…
「むつかる」と出て来たら、どうでしょう?
「あ、『むつかし』の動詞版だな♪」と、変換できますか?
(`・д´・ ;)
オフィシャルサイト のほうでも詳しく書いているのですが、
成績を上げるための国語力の1つとして、
モードチェンジ力(変換力)があります!
難解な文章を、子どもでもわかるような具体的な表現に直したり、
タメ口で主述の曖昧な話し言葉を、新聞記事のような書き言葉に変換したり、
…練習法はいろいろありますが、
こういう国語力を鍛えていくと、
今回の「むつかる」も、パッと変換できちゃうんですよね♪
o(^-^o)(o^-^)o
【むつかる(憤る)】
(ラ行四段活用動詞)
①機嫌を悪くして腹を立てる。機嫌を悪くして不平や小言を言う
②機嫌を悪くして泣く。すねる。特に、子どもが駄々をこねる
(Weblio古語辞典より)
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