【帚木224-1】かれがれにのみ見せはべるほどに
【古文】
「…かれがれにのみ見せはべるほどに、忍びて心交はせる人ぞありけらし。…」
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「…かれがれにのみ
訳)「…途絶えがちにばかり
見せはべるほどに、
忍びて心交はせる人ぞありけらし。
訳)こっそりと心を通わせている男がいたらしい。…」
【古文】
「…かれがれにのみ見せはべるほどに、忍びて心交はせる人ぞありけらし。…」
【訳】
「…途絶えがちにばかり顔を見せていますうちに、こっそりと心を通わせている男がいたらしい。…」
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■【かれがれ(離れ離れ)】
■【のみ】
■【見せ(見す)】
■【はべり】
■【ほどに】
※【に(格助詞)】
■【忍ぶ(しのぶ)】
■【心交(か)はす】
■【る(完了)】
■【人】
■【ぞ】
■【あり】
■【けらし】
※【け】
※【らし】
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