【帚木211-1】ひとへにうち頼みたらむ方は… | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

【帚木211-1】ひとへにうち頼みたらむ方は…

【古文】

「…ひとへにうち頼みたらむ方は、さばかりにてありぬべくなむ思ひたまへ出でらるる。…」

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(左馬頭の物語は続きます)

 

「…ひとへにうち頼みたらむ 方は、
訳)「…すっかり信頼しきっているような 女性(=正妻)としては、

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さばかりにてありべくなむ

訳)あの程度 きっと良いにちがいないと、

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思ひたまへ出でらるる。…」
訳)思い出さずにはいられ ません。…」
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【古文】

「…ひとへにうち頼みたらむ 方は、さばかりにてありべくなむ思ひたまへ出でらるる。…」

 

【訳】
「…すっかり信頼しきっているような 女性(=正妻)としては、あの程度 きっと良いにちがいない思い出さずにはいられ ません…」

 

 

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■【ひとへに】

■【うち頼む(たのむ)】

※【うち~(接頭語)】

■【たら(完了)】

■【む(婉曲)】

■【方(かた)】

■【さばかり】

■【~にて】

■【ありぬべし】

※【ぬ(強意)】

※【べく(当然)】

■【なむ(係助詞)

■【思ひたまへ出づ】

※【たまふ(謙譲)】

※【思ひ出(い)づ】

■【らるる(自発)】

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