【帚木89-①】文を書けど、おほどかに言選りをし…
【古文】
「…文を書けど、おほどかに言選りをし、墨つきほのかに心もとなく思はせつつ、…」
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(左馬の話は続きます。)
文を書けど、
訳)おっとりと 言葉選びをし、
墨つき ほのかに
心もとなく思はせつつ、
訳)じれったく気を揉ませつつ、
【古文】
「…文を書けど、おほどかに 言選りをし、墨つき ほのかに 心もとなく思はせつつ、…」
【訳】
「…手紙を書いても、おっとりと 言葉選びをし、筆跡もほんのりと、じれったく気を揉ませつつ、…」
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■【文(ふみ)】
■【ど(逆接)】
■【おほどか(大どか)】
■【言選り(ことえり)】
■【墨付き(すみつき)】
■【ほのか(仄か)】
■【心もとなし】
■【せ(使役)】
■【つつ】
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