【帚木32-①】「…ただうはべばかりの情けに、… | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

【帚木32-①】「…ただうはべばかりの情けに、…

【古文】

「…ただうはべばかりの情けに、手走り書き、をりふしの答へ心得て、うちしなどばかりは、随分によろしきも多かりと見たまふれど、
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ただうはべばかり情け手 走り書き
訳)ただ表面だけ風情手紙さらさらと書き流し
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をりふし答へ心得て、

訳)時節にふさわしい返答心得て、

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うちしなどばかり
訳)ちょっとするぐらいなどは、

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随分よろしき多かりたまふれど、

訳)身分相応悪くはない(女)も多くいる見しますが、

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【古文】

ただうはべばかり情け手 走り書きをりふし答へ心得て、うちしなどばかりは、随分よろしき多かりたまふれど、

 

【訳】

ただ表面だけ風情手紙さらさらと書き流し時節にふさわしい返答心得て、ちょっとするぐらいなどは、身分相応悪くはない(女)も多くいる見しますが、

 

 

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■【ただ】

■【うはべ(上辺)】

■【ばかり】

■【情け(なさけ)】

■【手(て)】

■【走り書く】

■【をりふし(折節)】

■【答え(いらへ)】

■【心得(こころう)】

■【うちし(うちす・打ち為)】

■【ばかり】

■【随分(ずいぶん)】

■【よろし】

■【多かり】

■【見たまふ(下二段)】

※【たまふ(下二段)】

重要古語一覧

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