【桐壺233-②】古文解釈~「さへ」の用法☆
おはようございますあいです。
【古文】
いづ方につけてもいとはなやかなるに、この君さへかくおはし添ひぬれば、
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【これまでのあらすじ】
いつの帝の御代でしたか、それほど高い身分ではないのに誰よりも寵愛を受け、亡くなった桐壺更衣という妃がいました。忘れ形見である光源氏は、美しく才能にあふれ、12歳で元服の儀を迎えました。その夜、左大臣の1人娘が添臥として、光源氏の正妻となされることになりました。
今日は、副助詞「さへ」についてです♪
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「さへ」は、現代でもよく用いる副助詞ですね!
副助詞とは、何らかの意を添えるのに用いる付属語です。
提示した語が、最小限のものであることを示していますね。
(*^_^*)
あれ?「最小限の提示」?
それ、古文で出てきたような…
(°Д°;≡°Д°;)
はい。
以前出てきた、「だに」ですよね♪
(o^-')b
実は、古文の「だに」は、ある時期から「さえ」という語にとって代わられました。
このへんがビミョーなのですが、入試にもよく出る所なんですよ^^;
【だに】
①せめて~だけでも
②~さえ
【さへ】
…~までも、その上~まで
【すら】
①~でさえも
②~までも
ね?
ビミョーでしょ!
( ̄ー ̄;
このへんの見分け方をどう勉強すればいいのか…
今夜のアメンバー記事にて、具体的に説明しますね♪
(o^-')b
それまで、まずは、副助詞を覚えてください!
副助詞
「だに」「すら」「さへ」「のみ」「ばかり」「まで」「し」
さあ!今から10回☆
お経のように唱えて、覚えきってくださいね♪
(o^-')b
あいでした